2020年度 春 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL46920C01)
募集終了

国名
モロッコ
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民教育・職業訓練・高等教育・科学研究省

2)配属機関名(日本語)

エルジャジダ県支局

3)任地( エルジャジダ県エルジャジダ市 ) JICA事務所の所在地( ラバト )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は県内の公立および私立の幼稚園・小・中・高校の施設および教育内容等の管理を行っている。モロッコでは小学生の就学率は98%と高くなったものの、学習到達度の低さ、退学者、中・高校等などでは校内暴力やモラルの低下が問題になっている。JICAは2014年より技術協力プロジェクト「公平な教育振興プロジェクト」を実施し、質が高くかつ楽しい教育の場を提供する試みを実施。2020年1月に小学校教育隊員1名が配属予定。また同市内の小学校教員養成校から3代目の小学校教育シニア海外協力隊1名の要請があがっている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

国民教育省担当者やJICAの研修制度で日本の教育現場を見学した方々と協議したところ、日本の教育の利点としてしつけや秩序が注目された。この度同県支局担当者より、健全な心身の育成(図工・音楽・体育)の授業をとおして通学の楽しさや、規律を守る、他者と協力する、他者を尊重し協力するなどを児童に学ばせる活動をして欲しいと提案があった。情操教育の重要性への認識不足から、体育、図工は時間割にあるものの(音楽はない)小学校ではほとんど実施されない。情操教育にに加え、健康・衛生教育を実施することも期待されている。また、隊員は教員に情操教育の意義や効能、日本での例を説明しながら紹介する。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

市内の小学校にて、児童と教員を対象とした以下活動を配属先と相談しながら実施する。
1.市内2~3校の小学校にて、児童を対象に体育、音楽、図工の授業を教員と協力し実施する。
2.上記1を実施しながら、意欲のある教員に主体的に実施するよう促す。
3.健康・衛生(運動、歯磨き、手洗い、栄養等)教育を教員とともに実施する。
4.余力があれば、保護者などによるクラブ活動(スポーツ、演劇、環境、美術等)を支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

黒板、図画工作用具(はさみ、のり)、体育用具(ボール)、(学校によっては)プロジェクター等

4)配属先同僚及び活動対象者

県支局長(男性60代)
県支局調整担当(40代女性)
学校の一例は、約11教室、1~6年生、1クラスの平均生徒数30名

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

フランス語(レベル:C)又は英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)15年以上 備考:指導員・教員への助言を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(5~45℃位)

[通信]:(インターネット可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

同僚にもコミュニケーションをとり巻き込んでいく積極性が必要。2言語(フランス語とアラビア語)が混在する環境のため継続した語学学習が必要。