要請番号(SL47520C01)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
産業・エネルギー省
2)配属機関名(日本語)
機械・電気産業技術センター(CETIME)
3)任地( マヌーバ県マヌーバ市 ) JICA事務所の所在地( チュニス県チュニス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、マヌーバ市に位置する公的機関で、電気・電子機器・産業機械製造業に係る技術的な支援を行っている。設立は1982年で、関連企業への技術コンサルティングや技術セミナー・訓練の実施、製品の検査、技術情報の収集・提供などの事業を行っている。年間運営予算は約1億2千万円。2009年~13年、2015年~2020年に実施中であるJICA技術協力プロジェクト「品質・生産性向上プロジェクトフェーズⅡ」の対象機関である。現在まで6名のJICA海外協力隊(品質管理・原価管理・生産管理機械等)を派遣している。その他欧州等の諸外国からの支援も受けている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
電気・電子機器・産業機械製造業はチュニジアで最も規模の大きいセクターで、国内には1,000以上の企業があり、12万人以上の従業者がいる。配属先は、事業の一環として、関連企業及び工場の品質・生産性の向上を支援する目的のもと、製品・機器製造業を対象に、産業機械のメンテナンス技術向上や運営手法の能力向上のため、工場巡回指導や講習会の開催等を行っている。現在実施中の上記技術プロジェクトより同機関の職員対象にTPMの専門家によるコンサルタント育成が行われており、プロジェクト終了後のフォローアップとして、同プロジェクトの取り組みを現場レベルで協力しながら、適宜支援することも求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.配属先の担当コンサルタントが実施している、運営指導の技術向上にかかる企業巡回指導(主に工場)や講習などの現状及び問題点を把握し、その改善の支援を行う。特に、品質・生産性向上という観点の下、機械の維持管理に係るマネージメント手法や予防の手法を指導する。
2.上記実施中のJICA技術協力プロジェクトの取り組みと関連業務については、適宜現場レベルの協力を実施し、プロジェクトの取り組みの定着や成果の拡大をサポートする。プロジェクト終了後は、取組の持続性を担保すべく、活動を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
配属先内:ラップトップPC、プリンター、スキャナー、音響受波器
その他、巡回を実施する工場などに設置されている産業機械など
4)配属先同僚及び活動対象者
・配属先センター長:男性1名、50代
・同僚職員:男性5名、女性1名、30代(機械工学、電子工学らの大卒エンジニア、品質生産性向上に係る実務経験も有す)
・関連企業経営者、職員、製造工場従事者など
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:業務上必要
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:業務上必要「
[参考情報]:
・産業機械メンテナンスの実務経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(5~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現地では、仏語も通用するが一般的に口語においては、アラビア語チュニジア方言が使われている。なお、配属先での英語でのコミニケーションが可能なので選考指定言語は英語Aでも可。