要請番号(SL47520C03)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
雇用・職業訓練省
2)配属機関名(日本語)
マヌーバ服飾職業訓練センター(CSFH)
3)任地( マヌーバ県マヌーバ市 ) JICA事務所の所在地( チュニス県チュニス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1978年に設立された職業訓練庁(ATFP)傘下の服飾に特化した職業訓練センター。3種の異なる技術者国家資格(BST、BTA等)が取得出来る履修コースに分かれており、衣服製造技術、品質管理、スタイリスト、デザイナー、テーラー養成、製造機材保守などの9つの学科がある。履修期間は、2年半。訓練は基本的にセンター内の授業と外部提携の企業・工場内実習とが約半分づつ順に行われている、現在、約800名の学生を抱えており、年間予算は約3000万円。JICA海外協力隊の派遣は今回が初めてである。外国の支援としては、ドイツから機材供与がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
チュニジアには、全国に約130の職業訓練庁(ATFP)傘下の職業訓練センターがあり、同配属先もその一つ。うち、服飾に特化した訓練センターは、全国に6校のみである。同国における繊維・衣服業は、機械・電気機器業に次ぎ、第2の主要輸出産業(輸出高)で、国内には2000以上の大・中小企業があり、20万人以上の従事者がいる。特に、欧州企業の被服製造を多く担っている、その様な状況下、デザイン・パターンや製造技術向上およびより技術力の高い人材育成を目指している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先において、同僚の教員と協力し、以下の業務を行う。
1.生徒や講師を対象にデザインや製造に係る技術指導や助言を行い、デザインや品質の向上やより良い人材育成を支援する。
2.同僚教員の授業を技術的に補佐する。
3.展示会やファッションショーへの参加など、配属先の行事参加・開催を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
JUKIbrotherなどの工業用ミシン、裁断機、パターン製作機器
4)配属先同僚及び活動対象者
・配属先センター長:男性1名、40代、大卒技術士
・センター全講師:約50名、男女共、大卒技術士
・学生:約615名、17~35歳程度、女性8割
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(女性) 備考:指導対象者に合わせて
[学歴]:(専門学校卒) 備考:活動対象者に合わせて
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:衣服産業の知識
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(5~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現地においては、仏語も通用するが一般的に口語においては、アラビア語チュニジア方言が使われている。なお、正則アラビア語とアラビア語チュニジア方言には隔たりがある。