2020年度 春 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL47520C05)
募集終了

国名
チュニジア
職種コード 職種
B131 廃棄物処理
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

地方問題・環境省

2)配属機関名(日本語)

国立廃棄物管理機関(ANGeD)

3)任地( チュニス県チュニス市 ) JICA事務所の所在地( チュニス県チュニス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、2005年に設立された国立廃棄物管理機関であり、チュニジア全国における廃棄物及び有害廃棄物の収集、処理、リサイクル、ごみの付加価値向上といったあらゆる政策立案や役所職員への研修を実施している。なおチュニジアでは廃棄物処理場の管理やごみの収集・運搬・最終処分は市町村単位で行われている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

2010年代の民主化以降、市民の行動様式の変容や行政機関の対応の遅れにより、ごみが街中にあふれ、また地方産業都市では産業廃棄物による汚染問題が深刻化する事態となっており、適正処理、3Rの推進は喫緊の課題となっている。2018年にようやく地方選挙が行われ、現在市民社会と共同で改革を開始するところではあるが、現時点でごみの分別はほぼ全く行われておらず、また分別して回収した有害廃棄物(電池等)の処理方法は確立していないため、収集後の処理が行われていない。このような状況のもと、同国において廃棄物管理システムの現状分析及び改善点の提言、分別・リサイクル事業の効率的な実施に向けた提言ができる人材が求められており、本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

調査・研究部門の配属先の同僚と協力し、以下の活動を行う。
1. 廃棄物管理システムの現状分析(発注している調査内容の確認支援)及び改善点の提言(日本の最新技術の紹介を含む)
2. 分別・リサイクル事業の効率的な実施に向けた助言
3. ごみ処分場の現状分析とより効果的な運営方法の提案

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、プリンター、事務机、事務用品等

4)配属先同僚及び活動対象者

・施設長:男性1名、50代
・研究部門の同僚:部長50代女性、エンジニア・技術者あわせて10名。

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

フランス語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(修士) 備考:同僚のレベル感と合わせるため

[経験]:(実務経験)15年以上 備考:業務上必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(5~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

現地においては、仏語も通用するが一般的に口語においては、アラビア語チュニジア方言が使われている。なお、正則アラビア語とアラビア語チュニジア方言には隔たりがある。