2018年度 春 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL51518C01)
募集終了

国名
ケニア
職種コード 職種
G202 電子工学
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/4

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ケニアマルチメディア大学

3)任地( ナイロビ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ケニアマルチメディア大学(MMU)は、1948年に設立された中央訓練学校をその前身とし、2013年に本格的な公立大学となった。MMUはナイロビ郊外のナイロビ国立公園に隣接する広大で閑静な環境下にある。技術工学部、科学技術学部、コンピュータ情報技術学部、メディア・コミュニケーション学部、ビジネス法律学部等があり、通信技術に関する研究の他、映画製作やアニメーションでの学位プログラム、学内FM放送局を持つケニアでもユニークな工学系高等教育機関である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属される技術工学部では主に、電気、電子工学、通信技術に関する研究を行っている。このうち光ファイバー通信に関しては、ケニア国内での需要が高まりつつある一方、学士及び修士課程の指導ができる教員確保が難しい状況である。既存のコースの質の向上、通信コースの多様化を目指すMMUは、2014年10月より初代のシニア海外ボランティア(SV)(電子工学)を受入れ、光ファイバー通信分野の授業の拡充を開始した。現在2代目のSVは大学生および大学院生を対象に、機材を用いた実践的な教育に取り組んでいる。配属先は、引き続き実践的な指導ができるSVにより、同分野の実践的な教育の定着を望んでいる。なお、予算上の制約により、実習機材は十分に整っていない中で、工夫した指導が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.学士課程の学生に対し光ファイバー通信に関する以下の検討を踏まえた講義(理論)および実習の指導を行う。
・既存コースにおける最新技術の追加。
・光ファイバー通信に関連する新規コースの提案。
2.学士課程の学生に対し、論文対象研究に関する助言を行う。
3.可能な範囲で、修士課程の学生への講義の実施と研究内容に対する助言を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

光ファイバー通信に関する機材(光ファイバー、光パワーメーター、光源装置、光スペクトラムアナライザ、光ファイバー融着接続器等

4)配属先同僚及び活動対象者

技術工学部長(博士)1名。教授4名(内2名は非常勤)。准教授2名。講師15名(内2名は学科長兼務)。技官12名。職員4名。
日々の活動において連携する同僚は3名(修士号を持ち電気通信学科の学科長を兼任する1名の講師と、実習を担当する2名の技官)。

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(修士)理工系 備考:修士への指導補助には修士が必要

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実習を担当するため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】