2020年度 春 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL51520C02)
募集終了

国名
ケニア
職種コード 職種
H113 作業療法士
年齢制限
20~53歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

国立脊髄損傷リファーラル病院

3)任地( ナイロビ郡(カウンティ)、ナイロビ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同院は1945年に負傷した兵士専門のリハビリ病院として設立されたが、現在は、ケニア全土あるいは近隣諸国から訪れる脊髄損傷等のリハビリ病院である。作業療法、理学療法、CT、MRI、X線、外来部門がなどからなり、入院施設は30床、スタッフは200名以上である。8歳以上の患者を対象としており、交通事故、落下事故、紛争などで負傷した患者が大半、30床あるベットは常に満床で1名の患者につき少なくとも3ヶ月以上のリハビリを行う。
ケニアを代表する医療学校から、常時実習生を受け入れている。外国からの支援は特になし。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ケニアの作業療法は先進国と比べレベルが高いとはいえず、マッサージをすることが大部分になっており、技術的に改善の余地がある。
同病院でも3ヶ月の入院期間中に作業療法をおこなっているが、より機能向上のための手法を求められており、隊員には、上肢および手指機能の改善や日常生活活動の自立を目指した指導・助言を行い、作業療法にかかる知識と技術の共有が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

JICA海外協力隊は配属先同僚や実習生と共にリハビリテーションの質の向上を目指し、以下の活動に取り組む。
1.入院患者には、マネージメントチームと共に作業療法計画を立てる。
2.現地で手に入る材料で個々の障害に応じた自助具を開発し、運動機能の改善を図る
3.作業療法を通して同僚と意見を交換し、同僚の知識・技術向上を図る。
4.実習生に対して指導・助言を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

機材はほとんどなし。理学療法用にジムあり

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
作業療法士4名(女性2名、男性2名、経験年数10年~25年)、病院スタッフ全200名

活動対象者:
同僚の作業療法士、実習生(1年生は1週間、2年生は2-6週間、3年生は3ヶ月の実習を行っている)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

スワヒリ語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(作業療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)15年以上 備考:スタッフ、学生への指導のため
    (指導経験)2年以上 備考:スタッフ、学生への指導のため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~26℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

配属先スタッフは作業療法士の経験が長くプライドも高いため、協働しながら活動を進めるなどアプローチが重要となる。