2018年度 春 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL64218C01)
募集終了

国名
セネガル
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
1年
派遣隊次
・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民教育省

2)配属機関名(日本語)

パーセル・アセニー地区視学官事務所

3)任地( ダカール州ダカール県ダカール市 ) JICA事務所の所在地( ダカール市ワカム地区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はセネガル共和国の首都ダカール市の北東地域の4地域の就学前から中等教育までの教育を監督をする教育行政機関である。視学官とよばれる、教育の指導、監督をする立場にあたる職員が管轄内の学校を回り、学校運営指導、教員の昇格試験の採点等を行う他、教員対象のセミナーや研究会を企画、実施したり、試験結果の統計、分析などもを行う。配属先は私立100校、公立45校を管轄しており、ダカール市内で最も多くの学校を管轄している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

本件の配属先が管轄する地域には公立、私立の特別支援教育施設が3つ設置されている他、9校の公立小学校内に障害のある子どもとない子どもが共に学ぶ「インクルーシブ教室」が設置されている。セネガルには特別支援教育の教員の専門養成課程はなく、特別支援教育施設、インクルーシブ教室ともに小学校教員の養成課程で学び、小学校教員としての資格をもった教員が配置されている。障害のある子どもの教育に関する専門的な知見を持たないながらも、日々の業務で得た経験を生かし、教員たちは工夫しながら指導している。一方で、より良い指導のために専門知識と経験を有する人材からの助言、指導が求められており、本件の要請に至った。本件で派遣されるボランティアはパーセル・アセニー地区が管轄する特別支援教育施設とインクルーシブ教室を巡回し、学級運営や教授法にかかる課題を抽出し、課題解決に向けた提案をすることが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

本件で派遣されるボランティアは、パーセル・アセニー視学官事務所の一員として、下記の活動を行う。
1.管轄地域の特別支援施設(知的障害、身体障害児受入れ施設)およびインクルーシブ教室を視察し、学級運営、教授法などの課題を抽出し、レポートにまとめる。
2.上記で明らかにされた課題の解決に向け、研究授業やセミナーなどを企画し、実施する。
3.障害のある子どもの保護者を対象に障害のある子どもとの接し方や教育に関するセミナーを実施する。
活動「2.」、「3.」については、同地域に派遣されているJICAボランティアや障害者支援団体、NGOとの協力が期待されている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

黒板、椅子、机など

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先責任者(男性、50代)
特別支援教育施設、インクルーシブ教室担当教員(男性、女性、20-50代)20名程度

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

フランス語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はフランス語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(特別支援学校教諭又は養護学校教諭)
    (小学校教諭)

[性別]:(男性) 備考:同僚が男性ばかりのため

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)15年以上 備考:教員への研修が活動の中心のため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】