2018年度 秋 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL64218I01)
募集終了

国名
セネガル
職種コード 職種
G183 幼児教育
年齢制限
TYPE-B
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民教育省

2)配属機関名(日本語)

国民教育省就学前教育局

3)任地( ダカール州ダカール県ダカール市 ) JICA事務所の所在地( ダカール市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先である国民教育省就学前教育局は就学前教育就学率向上および質の改善を目的に設置された、国民教育省の部局の一つである。教員の指導・監督の役割を担う視学官や就学前教育、栄養等の専門の教員などによって構成されており、就学前教育の指導要領策定や全国の就学前教室の設置、指導員養成プログラムの策定等を担当している。これまで2名の幼児教育SVが派遣された実績がある。現在派遣中の幼児教育SVは就学前教育の質の改善目的に、子どもの発達段階に配慮した遊びを取り入れた保育を実践するモデル園の設置や教員の指導力向上のための教員間の経験共有セミナーの企画、実施を支援している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

セネガルにある多くの幼稚園、保育園では読み書きの習得に保育時間の多くを費やしている。よって、遊びや製作活動の時間が限られており、子どもの発達段階を考慮した保育はされていない。要因としては、保護者が就学前教育に対し読み書き習得を強く期待していることや、保育者が子どもの発達に関する知識あるいは製作活動や遊びを取り入れた保育の実践手法を習得する機会がないことなどが挙げられる。他方でセネガル教育関係者は子どもの発達段階を踏まえた保育や遊びの重要性を認識しており、日本の幼児教育の知見の共有が求められ、本件要請に至った。本件で派遣されるボランティアはセネガルの保育者が国定指導要領の内容に沿って、子どもの発達段階に配慮した保育を実践することができるように、モデル園やモデル教室での保育の実践と検証や実践事例集を策定することが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の職員等と協力し、下記の活動を行う。

1. 国定就学前教育指導要領に沿って、遊びを取り入れた保育活動の具体的な手法を考案する
2. モデル教室や園を設置し、「1」で考案した保育を実践し、効果を検証する
3. 「2」の結果を踏まえ、国定就学前教育指導要領に沿った、遊びを取り入れた保育実践事例集を作成する
4. 遊びを取り入れた保育の実践について教員間が意見交換したり、経験共有できる研修会等の企画、実施を支援する

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先局長(男性、50歳代)
同僚職員(男性、女性、30~40代)
保育者(主に女性、20代~50代)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

フランス語

7)選考指定言語

フランス語(レベル:D)又は英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(幼稚園教諭)
    (保育士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(短大卒) 備考:同僚とレベルを合わせるため

[経験]:(実務経験)15年以上 備考:同僚とレベルを合わせるため

[参考情報]:

 ・保育士の場合は幼児クラス指導経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

日常生活言語は、ウォルフ語・フランス語となります。