要請番号(SL64218I03)
募集終了
・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
職業訓練・研修・手工芸省
2)配属機関名(日本語)
セネガル日本職業訓練センター(CFPT)
3)任地( ダカール州ダカール県ダカール市 ) JICA事務所の所在地( ダカール市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1984年に日本の協力で設立された職業訓練センターである。セネガル政府が運営し、昼間(授業料免除)と夜間(授業料有)のコースに約800名の学生が在籍する。教員数約80名。中堅技術者養成を目的としたセンターで、中卒者対象BTI(技術者資格取得3年)コースと高卒者対象BTS(上級技術資格取得2年)コースがあり、女子学生・留学生も積極的に受け入れている。また、在職者訓練コースも設けており、産業界からの評価も高い。JICAは訓練施設拡充等の無償資金協力、専門家派遣の実績ほか、第3国研修を継続的に実施している。現在、CFPT組織能力強化プロジェクトを実施中(2017-2021年)
【要請概要】
1)要請理由・背景
BTSコースは、情報処理科、自動制御科、電子機械科等5科に分かれている。自動制御科では、教育訓練用FAシステムをメインとした自動制御技術に関する学科と実習が行われている。学生数約100名、教員6名。現在、授業で使用している個々のコントローラーや教育訓練用FAシステムのコントローラーはPLCを使用しているが、今後、企業ニーズに応えていくためには、小型のマイクロコントローラーによる制御技術が必要不可欠となっており、これに関する授業や教材開発を行い、教員や学生の技術・技能の向上を図る必要がある。本邦研修に参加した教授陣もおり、清掃、機材管理が行き届いている配属先である。しかしながら、こうした経験を兼ね備えた教授陣が近く定年をむかえることから、次世代教員への技術移転もボランティアに期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
自動制御科の教員及び学生を対象に以下の活動を行う。
1.教員に対してマイクロコントローラー(Arduino, PIC,ラズベリーパイ等)の自動制御及びデータ通信システムへの活用技術についてアドバイスを行う。
2.教員とともにマイクロコントローラーに関する教材開発、カリキュラム開発、機材管理等を行う。
3.教員とともにマイクロコントローラーに関する授業(学科・実習)を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC(HP等),オシロスコープ(パナソニック等),減速装置(2GN36K等),自動装置(Siemens/CPU314C等),電流計(YOKOKAWA)等
4)配属先同僚及び活動対象者
センター長 50歳代(電子科及び情報処理科 専門)
自動制御科教員6名: 男性50歳代(電気設備、プログラミング、産業IT担当)
男性30歳代( 自動システム、プログラミング担当)
男性40、50歳代(気体・水力学担当)
男性60歳代(電子工学担当)
1クラス生徒数10名~20名
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)又はフランス語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)電気・電子 備考:教員への指導が含まれるため
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:実務に基づく業務のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
派遣期間1年の案件となります。日常生活言語は、ウォルフ語・フランス語となります。