2018年度 春 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL76318C03)
募集終了

国名
ウズベキスタン
職種コード 職種
B301 土木
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

中等高等専門教育省

2)配属機関名(日本語)

タシケント自動車道路建設大学

3)任地( タシケント州タシケント市 ) JICA事務所の所在地( タシケント市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1972年設立で、ウズベキスタン唯一の自動車や鉄道、航空機等の輸送機器および輸送機器関連施設建設の専門家を養成する大学。自動車運輸メンテナンス学部、自動車工学学部、道路建設学部、運輸・運輸通信管理学部の4学部および再教育センターから成る。再教育センターは、関連省庁の職員、国営企業や民間企業(タクシーやバス会社、自動車教習所など)の管理者やエンジニア、教師、全国のカレッジと呼ばれる職業高校の教師など、自動車や道路に関連する仕事に従事する者への再教育を行っている全国で唯一の機関。現在、土木SV1名が活動中。また、韓国からの専門家1名が交通渋滞対策、交通管制等の授業を受け持っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では運輸・輸送機関でのIT利用促進を国の方針として掲げているが、専門的な知識や経験を持つ人材が不足してい
るため、再教育センターでもなかなか適切な人材の確保が出来ない。同センターでは再教育コースの中で、日本や先進国
でのIT有効利用事例やそのために必要なもの・事を紹介し、受講者それぞれの所属先での有効利用へつなげたいとして
いる。特にGPSについては、当国でも近年徐々に広まりつつあり、早期の有効利用が実現できるのではないかと期待され
ている。また、道路交通に関する情報の収集および分析方法、交通渋滞解消や交通事故減少等のための交通管制などに
ついても、特に省庁職員である受講者へ日本や先進国での事例を紹介することが求められている。
配属先ウェブサイト(ロシア語) http://www.tayi.uz

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 再教育センターにてGPS等のIT利用についての講義
2. 再教育センターにて道路交通情報収集および分析方法や交通管制等についての講義
3. 日本や先進国での事例を紹介するための資料作成
4. 原稿執筆および会議での日本の事例紹介
5. その他配属先の求める業務
再教育は3年に1回の受講が義務付けられており、受講対象者は首都だけで6,000人以上。職種や役職によってコースや
受講時間数(144・72・40時間)が分かれている。1クラスの受講者数は20名程度。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、PC、プリンター、プロジェクター、スクリーン

4)配属先同僚及び活動対象者

・同僚
30-60歳代の講師約30名
8名がIT担当講師(女性2名)
・対象者
運輸・輸送関連省庁職員、国営および民間企業職員(管理者やエンジニア)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

ウズベク語

7)選考指定言語

英語(レベル:A)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:大学で授業を行うために必須

[経験]:(実務経験)10年以上 備考:経験に基づく指導が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-10~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

講義での通訳および資料作成における翻訳は、大学の学生がサポートを行う。