2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL00622A02)
募集終了

国名
インドネシア
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・文化・研究・技術省

2)配属機関名(日本語)

国立ウダヤナ大学

3)任地( バリ州デンパサール市 ) JICA事務所の所在地( ジャカルタ首都特別州 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1962年に設立されたインドネシア4大国立大学の一つであり、バリ州最古の大学。バリ州デンパサール市にキャンパスがある。学生数は約18,000名。日本語はジャワ語、インドネシア語、英語などと並ぶ選択科目の一つ。同大学には2002~2006年まで日本語教育職種でシニア海外ボランティアが派遣された実績がある。キャンパスは3つあるが、日本語教育隊員の活動先はデンパサールキャンパスとなる。2022年現在、オンライン授業のみで運営されているが、順次教室での対面授業に切り替わる予定。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ウダヤナ大学で日本語を学ぶ学生は、卒業後に教員を目指す者だけでなく、旅行会社やガイド、ホテル等観光業に就職する者が多い。また、日本留学を希望する者もおり、2018年度実績で2名が文科省奨学生試験に合格した。これまで、バリ州には多くの日本人観光客が訪問しており、地元での就職には日本語能力があることは有利である。現地の教員では対応が難しい会話や発音、聴解指導の充実が課題であり、直接仕事で活用できる能力だけでなく、日本文化や歴史、日本人の生活といった大学ならではの授業も隊員に期待され、要請された。過去10年以上、ネイティブ話者の日本人教師が不在であったため、現地教員の日本語教授法能力の向上、教材改善、会話能力の向上も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

授業は1コマ100分、担当コマ数は相談の上決定する。授業は月~金に実施。
1.観光日本語、ビジネス日本語、ひらがな・カタカナ・漢字の授業を教員と一緒にチームティーチングで実施する。
2.聴解・会話の授業を主に担当し、実施する。
3.JLPT対策のための日本語特別講座を担当し、実施する。
4.同僚教員と一緒に教材改善を実施しながら、同僚教員の日本語能力向上のためのサポートを実施する。
5.日本文化の紹介。文化祭の開催補佐、日本語クラブ(毎週金曜日)への参加。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

各種教材、テキスト『みんなの日本語』『まるごと』。執務机、プリンタ、書道道具

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:15名(女性11名、男性4名)。30代~40代。
カウンターパートは女性、14年の実務経験。修士号取得者、日本留学経験あり。

活動対象者:1年生:85名、2年生:85名、3年生60名。
学生は半数が日本語学習経験無し。

5)活動使用言語

インドネシア語

6)生活使用言語

インドネシア語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:大学で教えるため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:教師への指導が含まれるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

インドネシア側の査証手続きの都合により、他国の同隊次より赴任時期が1~2か月程度遅れます。自衛隊勤務経験者及び海外における軍歴保持者には査証が発行されないため、本案件には応募いただくことができません。