2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL00622A20)
募集終了

国名
インドネシア
職種コード 職種
D230 電気・電子機器
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・文化・研究・技術省

2)配属機関名(日本語)

バンドン技術ポリテクニック(TEDC)

3)任地( 西ジャワ州チマヒ市 ) JICA事務所の所在地( ジャカルタ首都特別州 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道+車 で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、産業デザイン、産業オートメーション、情報工学、コンピュータ会計、建築の5つの4 年課程と、電気工学、機械工学、自動車工学、コンピューター工学、医療記録・健康情報等の7つの3 年課程を持つポリテクニック(職業訓練単科大学)で、設立当初は世界銀行の援助で設立され、ユネスコ、英国政府から人材派遣を受けて運用されてきた。学生数は約1800名で教員は154名。協力隊員が所属する産業オートメーション課程は、学生数193名、教員15名。産業オートメーション課程の卒業研究では、ロボット制御装置の製作プロジェクトを実施している。全校の運営予算は約5千万円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先の産業オートメーション課程では、センサー制御やPLC制御など、メカトロニクス工学の基礎知識を履修した後に、汎用PCを使ってデータを一元管理できるSCADAシステムを身に付けることができるカリキュラムを適用し、実践力を伴う人材育成を実施している。日本のセンサー制御、メカトロニクス関連機器メーカーの機材を使い実習と演習を続けているが、基礎技術の反復のみならず、ロボット工学などの応用技術をカリキュラムに導入することが課題である。この課題に対処するため、食品加工、化学工業、電子・電気・機械工業等の幅広い分野で適用されている流体制御、PID制御技術などのノウハウを持つ人材が必要であり、協力隊員の協力が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先と協議の上、産業オートメーション課程にて、下記に関する指導、提言、支援が期待されている。
1. センサー制御、PLC制御、PID制御、SCADA制御等、産業自動化に関するカリキュラムと指導シラバスを改善し、実技演習授業を実施する。
2. 既存のメカトロニクス機器を分析し、上記1.を実施するために必要のある追加機器リストを作成し、購買部の調達を支援する。
3. 小規模のロボットコンテストなど、学内イベントを企画し実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PLC (Programmable Logic Controller)、マイクロ・コントローラー、プロセス・コントローラー、オムロン社製SCADAソフトウェア、他メカトロニクス制御訓練用機器

4)配属先同僚及び活動対象者

同僚教員:男性40代、機械工学修士、指導経験 7年、
女性20代、産業工学修士、指導経験 3年

活動対象者:産業オートメーション課程の学生193名(19~22歳)

5)活動使用言語

インドネシア語

6)生活使用言語

インドネシア語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒)電気・電子 備考:同分野の研究・勤務経験を重視

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:現場での経験実績が必要

[参考情報]:

 ・関連分野の大学卒であれば尚よい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(17~33℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

インドネシア側の査証手続きの都合により、他国の同隊次より赴任時期が1~2か月程度遅れます。自衛隊勤務経験者及び海外における軍歴保持者には査証が発行されないため、本案件には応募いただくことができません。