要請番号(JL00622B03)
募集終了


・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会事業省
2)配属機関名(日本語)
パレンバン ブディペルカサ センター
3)任地( 南スマトラ州パレンバン市 ) JICA事務所の所在地( ジャカルタ首都特別州 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先の前身は1972年に設立された身体障害者のためのリハビリテーション施設。2021年からは身体障害者だけでなく、虐待を受けた子ども、薬物使用者、高齢者、路上生活者など、社会的な保護が必要とされる人々が入所し、個々に応じたケア、リハビリ、職業訓練を行うセンターとして運営されている。また近年では支援を必要としている地域社会の人々も対象としたアウトリーチ型活動も開始している。配属先の支援範囲は南スマトラ州8地域で、目標対象人数は年間2600名。職業訓練としてはバイク修理、オフィスソフト操作、縫製、理美容などのコースがあり、他にカフェ運営、野菜栽培、車椅子の組み立て等を通じた授産活動も行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
任地周辺には事故、病気、先天的な理由で手足を失い、義肢装具を必要としている人たちが多いが、地域で義肢装具製作を行っているのは当センターのみである。また、担当職員が1名しかいないため、年間20個程しか製作できず、人々のニーズに応えられていない。この課題を解決するため、配属先は授産活動の一環として、センター利用者を対象にした義肢装具製作トレーニングを行いたいと考えているが、利用者個々の特性に応じた適切な指導方法が分からず、苦慮している。同僚とともに義肢装具製作を行い、利用者への製作トレーニングのサポートも行ってほしいという希望があり、協力隊員の要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1. 同僚とともに義肢装具の製作を行う。(中でも、義足の割合が多く、対象年齢は子供から50代位)
2. トレーニングに参加しているセンター利用者に対し、計測、採型、製作、フィッティング等に関するアドバイスを行う。
3. 同僚に対し、日本の義肢装具製作に関する知見を伝え、改善に向けたアドバイスを行う。
活動時間: 月~金、7時半~16時
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
グラインダー、ミシン、電動糸のこぎり、ヒートガン、オーブン、工具類、ギプス包帯、材料(ポリプロピレンプラスチック、型取り用石膏、EVAフォーム)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚 :
女性1名 (30代/ 専門学校卒/経験年数12年)
活動対象者 :
センターの入所者、通所者(青年層~中年層中心)
5)活動使用言語
インドネシア語
6)生活使用言語
インドネシア語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(義肢装具士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づく指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インドネシア側の査証手続きの都合により、他国の同隊次より赴任時期が1~2か月程度遅れます。自衛隊勤務経験者及び海外における軍歴保持者には査証が発行されないため、本案件には応募いただくことができません。