2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL00622B10)
募集終了

国名
インドネシア
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・文化・研究・技術省

2)配属機関名(日本語)

国立マナド大学

3)任地( 北スラウェシ州トンダノ市 ) JICA事務所の所在地( ジャカルタ首都特別州 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1955年創立の教育大学を前身とする総合大学で、学生総数は約17,000人。職員給与を含めた年間予算は約1億2千万円。配属先の言語芸術学部にはインドネシア語、英語、フランス語、ドイツ語のほか、1962年に開設された日本語学科がある。日本語専攻の学士号を取得できるほか、日本語能力試験の実施会場となっている。日本語学科には320名の学生が在籍し、学科長を含め28名の教員が文法、語彙、会話、作文、読解、聴解等、専門教科の授業を担当している。多くの卒業生はマナド市内の高校や行政機関へ就職するほか、日本企業への就職、日本での研修を目指す学生もいる。1990年代に日本語教育隊員が2代派遣された経緯がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

北スラウェシ州都マナドには、国際交流基金の協力を経て日本語プログラムを取り入れる高校が多く存在し、それらの高校の日本語教員の多くはマナド大学の卒業生である。高校生が身近で触れる日本語はYoutube、TVアニメ、漫画などであるため、マナド大学では自然な日本語の使い方を身に着けた教員を育成するべく、会話能力の強化を課題としている。同大学には2014年以降ネイティブ日本語教師が在籍しておらず、現地教員は語彙の増加に伴う自然な会話の指導力に不安を持っている。協力隊員にはネイティブ教員としての会話授業の実施及び教員の教授能力強化に関するブラッシュアップ勉強会へのサポートを期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先と協議しながら以下の活動を行う。
1.同僚教員の授業補佐(語彙、文字、文法、聴解、作文、読解、日本事情及び日本史)
2.日本語能力試験対策や弁論大会における学生への指導や指導教員の補佐
3.日本語クラブなどの課外活動を通じた日本文化紹介
4.文化祭、弁論大会などの学内・学外行事への参加
5その他、配属先が希望する活動。授業は月~金、8:00~15:00。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

テキストは『みんなの日本語』。語学ラボ、LCD及びサウンドシステム。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:28名。(女性23名、男性5名)、うち2名は日本語教育博士号取得者。各教員は教授経験5~15年でN2, N3レベル。

活動対象者:日本語学科学生、約320名。男女比は6:4。ゼロ~N4,N3程度が主流。日本語研究者を目指す学生の中には、N2取得者もいる。

5)活動使用言語

インドネシア語

6)生活使用言語

インドネシア語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:査証取得に必要

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:日本語教育経験1年程度は必須

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(24~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

インドネシア側の査証手続きの都合により、他国の同隊次より赴任時期が1~2か月程度遅れます。自衛隊勤務経験者及び海外における軍歴保持者には査証が発行されないため、本案件には応募いただくことができません。