要請番号(JL00622B12)
募集終了


・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
環境林業省
2)配属機関名(日本語)
ゴロンタロ州環境林業局
3)任地( ゴロンタロ州ゴロンタロ市 ) JICA事務所の所在地( ジャカルタ首都特別州 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
南北が海に面し、州の大部分は丘陵地である地域を管轄し、海洋環境保全から山林保全まで幅広く州の環境行政全般を担う行政機関である。主要業務は3R、グリーンスクールやゴミ銀行を通じた住民への啓発活動を統括している。農業用水及び生活用水の源となるリンボト湖の環境保全も重要な業務の一つで、湖畔のごみ投棄や生活排水流入による水質低下、土砂堆積といった問題に対して、行政機関として対策を講じる組織である。外国からの支援は入っていない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ゴロンタロ州は農漁業が主産業であるが、換金作物であるトウモロコシを栽培するために山頂付近まで森林を伐採し、畑作を行った結果、豪雨時の地滑り等災害が発生するようになった。また、市内にあるリンボト湖の観光資源開発が予定されるも、湖畔のゴミ問題や、湖に生活用水が流入したため外来雑草が大繁殖、また水質汚染も深刻になっている。この問題の解決を図るため、リンボト湖やボーン川周辺住民への環境教育によって、人為的な水質汚染を改善し環境問題対策を隊員とともに実施したいと期待されて要請された。学校における環境活動表彰プログラム(ADIWIYATA)によって、青少年の環境に対する意識を向上させ、環境保全につなげていくことが期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.小学校を訪問し、廃棄物選別方法、美しい環境の大切さなど、生徒が容易に理解・記憶しやすい方法で、環境教育活動を行う。
2.小学校での環境教育を、コミュニティ住民を対象に広げ、水質汚染に対する環境保護が住民の手で改善される方向へ導く啓発活動を行う。
3.その他、配属先が取り組む環境関連業務の支援
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、いす、PC、プリンタ
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:男女同僚22名が環境担当
活動対象者:地域住民、地域の児童・学生
5)活動使用言語
インドネシア語
6)生活使用言語
インドネシア語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:査証取得に必要
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・環境関連活動の経験や知識
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インドネシア側の査証手続きの都合により、他国の同隊次より赴任時期が1~2か月程度遅れます。自衛隊勤務経験者及び海外における軍歴保持者には査証が発行されないため、本案件には応募いただくことができません。