2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL00623B07)
募集終了

国名
インドネシア
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

労働省

2)配属機関名(日本語)

西バンドン職業訓練センター

3)任地( 西ジャワ州西バンドン県 ) JICA事務所の所在地( 中央ジャカルタ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

労働省は、特に若年層の失業率が高い国内事情に鑑み、未就労者への職業訓練を通した失業率の削減を目的として全国21箇所に職業訓練センターを設けている。訓練生に対して様々な職業訓練を無料で提供する他、制服や昼食も無償支給し、就職支援も実施している。配属先は2015年に開設された農業分野に特化した職業訓練センターで、2ヘクタールの実験圃場の他、農業用ハウス、食品加工施設、IoT用のコンピュータールーム等を有している。講師数は25名、2022年の年間受講者数は約2300名。配属先がある西バンドン県レンバンは、標高が高く、イチゴ栽培や酪農が盛んな地域でもある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

インドネシア国内においては、農業従事者の高齢化が徐々に進んでおり、特に若年層の確保が難しくなっている。そのため配属先では、従来の圃場での野菜栽培の他、水耕栽培やIoTを活用したスマート農業など、若者を呼び込むための新しい試みが開始されている。一例として、独自に開発したスマートフォンアプリを利用し、敷地内の農業用ハウスの温度、液肥管理などを行い、ブドウや葉野菜、イチゴなどを試験栽培している。この取り組みを拡大させ、インドア農業施設の建設を計画しているが、配属先職員には作物の種類に応じた管理方法の経験やノウハウがない。このため協力隊員の要請に至った。その他、実験圃場での化学肥料や農薬をなるべく使わない、環境にやさしい農業への指導も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚講師と共に以下の活動を行います。
1. インドア農業施設において、各々の作物に適した栽培環境(光量、温度、水量、肥料など)に関する助言。予定される作物は、レタス、キャベツ、パクチョイ、パプリカ、ブロッコリー、イチゴなど。
2. 実験圃場において、ぼかしに代表される環境にやさしい農業に関する指導。栽培されている野菜はキャベツ、レタス、ジャガイモ、枝豆など。

※一回のトレーニング期間は約一か月。年に複数回実施されるが、その頻度は配属先の年間計画による。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

実験圃場、農業用ハウス、コンピュータールーム、インドア農業施設(予定)、スマート農業アプリケーション

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
農業工学セクション 講師5名
大卒、経験年数2~10年、25~35歳

訓練生:
18~40歳(一回のトレーニングの受講者数は約16名)

5)活動使用言語

インドネシア語

6)生活使用言語

インドネシア語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒) 備考:配属先の希望

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づく指導が必要

[汎用経験]:

 ・施設栽培に関する知識や経験

[参考情報]:

 ・スマート農業に関係する経験2年以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(20~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

インドネシア側の査証手続きの都合により、他国の同隊次より赴任時期が1~2か月程度遅れます。自衛隊勤務経験者及び海外における軍歴保持者には査証が発行されないため、本案件には応募いただくことができません。