要請番号(JL00625B04)
募集終了
2代目
| ・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会事業省
2)配属機関名(日本語)
パレンバン ブディペルカサ センター
3)任地( 南スマトラ州パレンバン市 ) JICA事務所の所在地( 中央ジャカルタ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先の前身は1972年に設立された身体障害者のためのリハビリテーション施設。2021年からは身体障害者だけでなく、虐待を受けた子ども、薬物使用者、高齢者、路上生活者など社会的保護が必要な人々が入所し、個々に応じたケア、リハビリ、職業訓練を行うセンターとして運営されている。また近年では支援を必要としている地域社会の人々も対象としたアウトリーチ型活動も開始している。配属先の支援範囲は南スマトラ州8地域とジャンビ州1地域で、目標対象人数は年間2600名。職業訓練としてバイク修理、オフィスソフト操作、縫製、理美容等のコースがあり、カフェ運営、野菜栽培、車椅子の組み立て等を通じた授産活動も行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
国内に3か所ある国の義肢装具製作所のひとつで、製作した義肢装具はすべて無料で支給されている。管轄地域内には事故・病気・先天的な理由で手足を失い、義肢装具を必要とする人々が多くいるが、担当職員でそのすべてをカバーするには難しい状況にある。また、製作した義肢の精度が十分でないなど、技術的な課題も多い。より多くの人に義肢装具を届けるとともに、義肢装具士の技術力向上を図り、より快適かつ機能的な義肢装具が製作できることを目指し、今回の要請に至った。現在、初代隊員が活動中。(2026年4月まで)
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.同僚とともに義肢装具の製作を行う。
2.同僚に対し、日本の義肢装具製作に関する知見を伝え、改善に向けたアドバイスを行う。
活動時間:月~金、7時半~16時
※2024年には36人に義肢装具を製作。ソケットはKBM式下腿義足、四辺形大腿ソケットでポリプロピレン(PP)を用いた骨格構造義足。
型採・フィッティングは遠方に出向くことが多く、患者に対しての義肢装具のアフターフォローやリハビリ指導が今後の課題である。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
オーブン、カービングマシン、ボール盤、電動ドリル、ジグソー、ディスクグラインダー、ミシン、その他工具類。ギプス包帯、石膏、サーフォーム、その他修正用の道具類。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・義肢装具士 (常勤2名、非常勤1名。
20-30代男女/専門学校卒/経験年数1~9年)
・電気技術者(50代男性/車椅子・事務等対応)
活動対象:
・センター入所者・通所者、近隣県対象者(青年~中年層中心)
5)活動使用言語
インドネシア語
6)生活使用言語
インドネシア語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(義肢装具士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づく指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
追加機材情報:ソケット:PP(6,5,4,3㎜)、PE(6,5㎜)、ライナー:EVAフォーム(クリーム5,2㎜、カラー3㎜)、ストッキネット等。
インドネシア側の都合で他国同隊次より赴任時期が1~2か月程遅れます。自衛隊等軍歴経験者には査証が発行されないため、本案件には応募いただけません。
