2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL00922A09)
募集終了

国名
マレーシア
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

女性・家族・社会開発省

2)配属機関名(日本語)

ジトラ女子更生保護施設(AAPJ)

3)任地( クダ州ジトラ ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機鉄道 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

社会福祉局児童課は、各地区の福祉事務所や保健省、教育省、警察局等と連携し、非行や不良行為、虐待等の課題を抱える子どもの保護を行う。配属先は、保護者による適切な監督・更生が難しいと判断される子どもの更生を支援するための入所施設として2002年6月同局の下に設立された。親の申し出、裁判所や警察の指示・命令により、3年以内、かつ、18歳までの期間内において子どもを配属先で保護し、心身の健全な発達、更生・自立を目的としたプログラムを提供する。心身ともに安定した子どもは施設外の学校へ通学するが、大半の子どもたちは一日中施設内で過ごす。2022年2月から、2021年度2次隊隊員1名(青少年活動)が巡回先の1つとして活動している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先では、リハビリテーションとして宗教・道徳、裁縫、手工芸、料理、芸術、ダンス、スポーツ等のクラスを提供するとしているが、実際は人材不足により実施そのものがごく限られている。特に、職業訓練が将来の生計手段として重要であるため裁縫・手工芸クラスを週に5時間設けているが、定期的な実施に至っていない。子どもたちが主体的に将来の自立について考え、生計手段を学ぶきっかけとなる裁縫・手工芸クラスの充実を図ることを中心に、子どもの健全な心身の発達、更生・自立に効果的なプログラムの企画・実施を期待し本要請に至った。コロナ禍では、感染防止策を徹底しながら裁縫や手工芸クラスの実施が継続されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚や社会福祉局スタッフ等の関係者と共に、次の活動を行う。
1.更生リハビリテーションの一環として裁縫・手工芸クラスを実施し、バッグやポーチなどの小物や衣服の製作を指導する
2.外部機関との活動を含む裁縫・手工芸クラスの指導計画や教材を作成するなど、裁縫・手工芸の学習・指導環境を整える
3.地域のリソースを活かし、音楽、スポーツ、図画工作、環境教育、日本文化紹介などの活動を提案、企画・実施する
4.社会福祉局傘下の高齢者施設や障害児・者施設、NGOなどとの横の繋がりを活かした活動を提案、企画・実施する

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ミシン4台、ロックミシン1台、アイロン、アイロン台、メジャー、定規、裁ちばさみ、縫い針、まち針、スナップボタン用パンチ、ホワイトボード、ネットボールコート、ボール、など

4)配属先同僚及び活動対象者

同僚:
施設長1名(40代、女性) 、副施設長1名(40代、男性)、
宗教・道徳担当1名(30代、男性)、警備員5名(内1名は裁縫・手工芸クラス担当、40代、女性)、調理員2名(調理クラス担当、30代、50代、女性)
活動対象者:
主にマレー半島北部の女子児童約30-70名(11-18歳)

5)活動使用言語

マレー語

6)生活使用言語

マレー語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(家庭))

[性別]:(女性) 備考:女子児童を対象とした活動のため

[学歴]:(高卒) 備考:同僚メンバーとのバランス

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:子どもに対する指導のため

[汎用経験]:

 ・青少年を対象とした活動経験

 ・困難を抱える青少年との活動経験

[参考情報]:

 ・高校以上の被服製作知識・技術 (必ず)

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

週末もプログラムが組まれているため、活動日や休日は配属先と調整を行う。
新型コロナウイルス感染症の感染状況等に応じ、活動内容は適宜配属先と調整する。