2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL00922B10)
募集終了

国名
マレーシア
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
5代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/2 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

住宅・地方政府省

2)配属機関名(日本語)

廃棄物管理清掃公社クダ支社

3)任地( クダ州アロースター ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機鉄道 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、2011年に設立された廃棄物管理や公共施設清掃の実施監督機関。民間に委託されているごみ収集事業の管理・監督、公共の場の清掃、ごみの埋立地の管理、家庭ごみの分別取り締まり強化やリサイクルの推進などが主な業務。2015年から家庭ごみの分別化が義務付けられたことを機に、地域での啓発活動を強化している。配属先はクダ州全体を管轄しており、地域別に支所が6か所ある。JICA海外協力隊は2014年から派遣され、リサイクル推進・市民教育課に配属されてきた。社会福祉局配属の隊員や地元日系企業と協働し、古布を利用したフロアマット作製を障害者施設へ発注し、配属先ネットワークで販売する取り組みは評価を得た。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では、ごみの排出量増加が政府予想よりも速く、最終処分場の確保などが大きな課題となっており、2015年9月から家庭ごみ分別回収が開始された。配属先と隊員は、ごみの減量化のための環境教育キャンペーン、3Rの推進、各家庭へのコンポストの普及推進を主な活動とし、教育機関、企業、宗教施設や各種イベント会場等での環境教育の講義やワークショップを行い、ごみ問題の認知度を上げてきた。しかし、家庭ごみ分別回収徹底のための住民への啓発活動や、地域社会に対するごみ問題の認知度向上について引き続き取り組みが必要であり、これまでの支援実績を踏まえて継続したJICA海外協力隊の派遣が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

隊員はリサイクル推進・市民教育課に配属され、以下の活動を行う。
1. 幼稚園や学校、地域へのごみ分別についての啓発活動や3R推進のためのイベントの企画・運営を行う。
2. NGOや市民グループ、地元企業との関係を強化し、NGOや市民グループ主導による3R活動の定着を目指す。
3. 学校や住民グループに対して簡易コンポストの普及推進をする。
4. 地域支所でのフリーマーケットの実施や、企業のCSR活動の一環としてのごみ拾いイベント等を企画提案、実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、プリンター、プロジェクターや廃材などを利用したアート作品、ごみ拾いイベント用ごみ袋など

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:上司(女性 30歳代 大卒 経験10年)
同僚:2名(女1名、男1名)、年齢(30代,50代)、経歴(短大卒)、経験(10年)
活動対象者: 地域住民、小学校生徒など

5)活動使用言語

マレー語

6)生活使用言語

マレー語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚に合わせるため

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・環境関連活動の経験や知識

 ・コンポスト、一般家庭ゴミ等の啓発活動経験

[参考情報]:

 ・プレゼンテーションスキルがあると良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

クダ州は住民の多くがムスリムでイスラム色が強く、金・土曜が週末となり、日曜から木曜が活動日である。
イベント開催時は週末勤務となることもある。
COVID-19の影響で「予定されている活動内容」に変更が生じる可能性がある。