2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL00924B08)
募集終了

国名
マレーシア
職種コード 職種
G114 新体操
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

首相府経済企画院国際協力担当総局

2)配属機関名(日本語)

サバ体操協会
NGO

3)任地( サバ州コタキナバル ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はサバ州青年スポーツ省登録のNGOで、新体操及び器械体操を指導している。新体操は就学前の5歳から17歳の女子選手約80名が、平日の放課後(15時から21時)および週末の日中(8時から21時)に練習している。当協会は父兄によって運営されており、予算は選手の月謝およびサバ州スポーツカウンシルからの補助金によって賄われている。マレー半島の都市部に比べると競技レベルは高くなく、競技人口が少ないため実践の場が限られており、選手のレベルアップが課題となっているが、レベル分けされたクラスごとに毎日数時間の練習を熱心に行い、競技力向上に努めている。2019年7月までJICA海外協力隊が活動していた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

現在、コーチとアシスタントコーチ計7名が指導に当たっている。練習施設は州立体育館の体操競技用マットが1面しかなく限られているため、体育館ロビーなどにも簡易マットを敷いて、練習時間や内容、クラス編成などを工夫して各選手週3回、1回3時間の練習を確保している。マレーシアでは国際ルール以外にも独自のルールや技術レベル承認審査が存在し、これらをクリアしなければ全国大会への出場はできない。サバ州では他州に比べて基礎体力や基礎技術の強化が遅れているが、前任者の活動によりJICA海外協力隊への期待は高く、限られた練習環境の課題を乗り越え、選手の心身の成長を促すコーチングの提案や、安全かつ目標をもって競技に取り組むための支援が期待され本要請が行われた。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

選手の競技力向上と新体操を通じた心身の健やかな成長を促すために、同僚コーチと協力して以下の活動に取り組む。
1. 選手に直接指導を行い、基礎体力と基礎技術向上のための練習計画と練習内容の改善を提案する。
2. 練習日誌などを利用して選手のモチベーションアップを図りながら、怪我の予防など競技力向上以外の知識も深める。
3. 団体競技のレベルアップに加えて、ナショナルチームへの加入を目指せる個人選手の育成強化に取り組む。
4. マレーシア独自のルールを理解し、国際ルールに基づいた指導法や演技構成、大会出場申請書類の準備・記入方法などを現地コーチと共有し、コーチの指導力向上を目指す。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

新体操フロア(一面)、CDデッキなどの音響設備

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚: コーチ(20-50代、コーチレベル1&2、指導歴1-8年、パートタイム)、アシスタントコーチ(16-20歳、コーチレベル1、選手兼任)、計7名
※コーチレベルは4段階あり、1は初級。

活動対象者: 選手約80名、初心者からレベルごとに11クラス

5)活動使用言語

マレー語

6)生活使用言語

マレー語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(女性) 備考:女子チームの指導のため

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(競技経験)5年以上 備考:指導時に見本となるため
    (指導経験)2年以上 備考:子どもを指導するため

[参考情報]:

 ・赴任までに国際審判(FIG)の理解が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

平日は午後から夜間、週末は日中の指導があり、休日は相談の上決定する。