要請番号(JL00925A04)
募集終了

・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
首相府
2)配属機関名(日本語)
クアラルンプール体操協会
NGO
3)任地( スランゴール州プタリンジャヤ ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1974年、クアラルンプールにおける体操競技の普及と発展を目的として設立された。選手やコーチ、審判など体操競技に関わる全ての人々を国際的なレベルにまで成長させることを目標として活動している。クアラルンプールの体操競技人口は約500名で、新体操や一般体操を含めると約1,300名に上る。当協会所属の競技者(小中学生)は約40名で、競技選手以外にも約70名の子どもたちを対象に、体操を通じた体づくりを行っている。また、マレーシア体操連盟とともに全国大会などの競技大会を主催、運営している。当協会からの海外協力隊要請は、今回が初めてとなる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当協会は、高度な技術を持つコーチの不足により、長年にわたり高レベルの選手育成に課題を抱えてきた。特に、基礎レベルでの専門知識の欠如は、より高度なトレーニングに進む選手のパフォーマンスに影響を与えている。また、長期的な視野での選手育成に必要な練習の継続性と一貫性が保たれていない。これらの課題に対処するため、コーチングと選手育成に新しい視点と専門知識を導入することが不可欠であり、高い競技力を誇る日本から学びたいという思いから協力協力隊の要請に至った。隊員の派遣により、基礎から高度なレベルまでの練習方法や、最新のコーチング方法を学ぶことで、クアラルンプールだけでなく国の体操界の発展に寄与することが期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
競技力向上と体操競技の普及を目標として、同僚コーチと協力しながら以下の活動に取り組む。(練習日は火~土曜日)
1. 小中学生の競技者に対して、選手のレベルや発達段階に応じた指導を行い、競技レベル向上を図る。(Elite Program)
2. 子どもたちに対して、体操の楽しさを伝えるとともに、体操を通じて心身の発達を促し、健康増進を図る。(Development Program)
3. 日本の体操文化やトレーニング理論を現場の状況に合わせて取り入れ、選手や子どもたちの人間的成長につなげる。
4. 競技会やイベント行事に参加し、その運営を補助する。
5. 各選手のレベルと目標に応じた練習計画を作成し、同僚コーチへは規律指導や安全管理を含めた助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
マット(ゆか)、あん馬、つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒、段違い平行棒、平均台、トランポリンなど一式
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: コーチ3名
・30歳代男性、コーチ経験12年(体操協会役員兼任)
・30歳代男性、コーチ経験12年
・20歳代男性、コーチ経験2年
活動対象者:
・エリートプログラム約40名 ・ディベロップメントプログラム70名 ・その他選手、コーチ
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
マレー語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(競技経験)5年以上 備考:実技指導を行うため
(指導経験)2年以上 備考:選手を指導するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)