2025年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL00925A07)
募集終了

国名
マレーシア
職種コード 職種
D201 化学・応用化学
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

人的資源省

2)配属機関名(日本語)

高等技術トレーニングセンター(ADTEC)タイピン校

3)任地( ペラ州タイピン ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道 で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

当センターは、2009年に産業界の熟練技能者を養成することを目的として設立された職業訓練校である。全国に8校ある高等技術トレーニングセンターの一つであり、各地域の職業能力開発の中核的な役割を果たしている。当センターには、3年制の高分子工学、機械工学(材料加工)、マイクロエレクトロニクス、メカトロニクス、コンピューターなどの7つのコースがあり、学生には卒業後に即戦力となる高等技術の習得を目指した訓練を提供している。学生総数は約700名、講師・職員数は約100名。高分子工学コースは、2013年にプラスチック加工を学ぶ学科として学生の受け入れを開始した。機械工学(材料加工)コースでは、2024年度3次隊で海外協力隊の派遣が予定されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当センターの高分子工学コースでは、高分子加工技術やプラスチック加工技術を習得できるコースが設置されているが、プラスチック配合技術や射出成形、製品試験のデータ分析についての専門知識を持つ講師が不在である。そのため、基本的な機材は揃っているものの、効率的に使用できていない。このような背景から、市場ニーズに合致した産業人材の育成のため、専門知識を持つ海外協力隊による学生への効果的な授業や講師への支援が期待され、本要請が行われた。また、地域や産業界との協働も期待されている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

高分子工学コースの学生や講師に対して、以下の活動を行う。
1. プラスチック加工に関する射出成形、配合技術、製造工程、製品試験、データ分析に関する知識や技術を指導する。
2. 授業改善に向けた助言や教材作成のを行う。
3. 所有する機材を有効に活用するため、デモンストレーション、技術指導、実験に関する説明を行う。
4. (可能な範囲で)マレーシア国内のプラスチック関連の日系企業との関係構築や連携、調整を支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

射出成型機(50トン、60トン、100トン)、全電動射出形成機、プラスチックレジン配合機・万能試験機(UTM)、硬度試験機、ツインボア(レオメーター)、カラー分光光度計、ビカット軟化点装置など

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・学科長(男性、40代、修士、機械工学、経験16年)
・講師4名(30-40代、短大-大卒、機械工学・高分子工学・製造工学、経験8-26年)
活動対象者:
・学生約40名(18-21歳)、上記配属先同僚

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

マレー語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)工学 備考:同僚の学歴を考慮

[経験]:(実務経験)10年以上 備考:講師に指導するため

[参考情報]:

 ・プラスチック配合や製品試験の経験(必ず)

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居は配属先敷地内にある教員用住宅となる。