要請番号(JL00925A08)
募集終了



3代目
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
人的資源省
2)配属機関名(日本語)
高等技術トレーニングセンター(ADTEC) クリム校
3)任地( クダ州マハン ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道+車 で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
当センターは、2003年に産業界の熟練技能者を養成することを目的として開校した職業訓練校である。全国に8校ある高等技術トレーニングセンターの一つであり、各地域の職業能力開発の中核的な役割を果たしている。当センターには、3年制の電気通信、メカトロニクス、機械加工など5つのコースがあり、学生には卒業後に即戦力となる高等技術の習得を目指した訓練を提供している。学生総数は約650名、講師・職員数は約80名。電気通信コースには約100名の生徒が在籍しており、15名の講師により5Gの通信技術についての訓練も開始している。当センターには、これまでに3名の海外協力隊(職業訓練/電気通信)を派遣している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
マレーシアの職業教育訓練プログラムを効果的に進めるために、人的資源省傘下の機関は、それぞれが専門とする分野を設定している。当センターは電気通信プログラムを強化しており、大学レベルのプログラム導入を計画している。そのため、既存の講師チームを支援し、電気通信分野で指導できる専門性を持つ海外協力隊派遣の要請が挙げられた。最新の専門知識が不足している講師もいるため、技術革新に対応したシラバスの見直しや実習の支援なども期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1. 光ファイバーケーブルの接続実習、光ファイバーケーブルへの接続機器の設定、および測定機器の取扱実習の支援を行う。
2. マイクロ波技術、4G/5G移動体通信技術、LPWA(Low Power Wide Area)を含むIoT技術などの無線通信技術に関する実習の支援を行う。
3. 今後導入予定である大学レベルのコースに関連する電気通信技術のシラバス作成、実習室の整備、機材選定への助言や指導を行う。
4. マレーシアや日系企業との関係を構築し、インターンの受け入れや工場見学、就職支援などのサポートや調整を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
データ通信、ネットワーク管理、光通信、無線通信等の実習室及び基本的な機材
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・部門長: 50代男性、修士、経験19年
・学科長: 30代男性、学士、経験13年
・講師15名: 20-50代、学士・ディプロマ(準学士)
活動対象者:
・生徒約100名(男女、年齢17-23歳、高卒以上)、上記同僚講師
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
マレー語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)電気・電子 備考:同僚の学歴を考慮
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:要請内容に対応するため
[参考情報]:
・
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は配属先敷地内にある教員用住宅となる。
クダ州は金・土曜日が週末休みとなる。