要請番号(JL00925B16)
募集終了
4代目
| ・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
女性・家族・社会開発省
2)配属機関名(日本語)
モンフォート青少年センター
N
3)任地( マラッカ州マラッカ ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2001年に設立されたカトリック系キリスト教の職業訓練校。同校を運営するNGOは、国内では本校のほかにスランゴール州とサバ州にて同様の学校を運営している。本校は16歳から19歳の孤児やひとり親家庭の子ども、中学校を中退した生徒、経済的に恵まれない家庭の子どもなどを対象として、2年間の職業訓練と人間形成を行っている。生徒数は約110名で、男子は全寮制、女子は通学制となっている。教職員は約30名。コンピュータ(IT)コースのほかに、自動車整備、機械整備、農業などのコースがある。校舎及びコンピュータは企業からの支援や寄付金により提供されており、これまでに3代の海外協力隊が派遣されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
本校のコンピュータ科では、コンピュータの理論から実習まで、マレーシアのスキル認定試験(SKM)に準じたカリキュラムに沿って授業が行われている。担当講師は、特にソフトウェアに関する知識や技術が不足しており、生徒がより良い就労機会を得るためには、実践的な内容の指導や個々の生徒のレベルに応じた指導が必要であり、本要請が行われた。これまで派遣された隊員は、通常の授業に加え、新たに導入されたカリキュラムに対応する教材の作成や、動画編集に関連する授業も行っていた。また、配属先は人づくりを重視した教育を実践しているため、授業以外での学生との交流も期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1. 学生に対して、コンピュータの仕組みや基本操作、ソフトウェアの使用方法、ハードウェアおよびソフトウェアの保守管理など、理論と実習を組み合わせた実践的な授業を行う。
2. 学生に対して、コンピュータネットワークの理論と実習、サーバの構築・運用に関する授業を行う。
3. 講師に不足している知識を補い、シラバスの見直しや教材の改善を通じて、より効果的な授業の実施を支援する。
4. 可能な範囲で、学内のコンピュータやネットワークの保守管理を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
OS: Windows10、Windows11、Windows Server2016、Cent OS(Linux)、Ubuntu(Linux)
PC: 約20台
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・コンピュータコース長: 30歳代女性
・コンピュータコース講師: 5名
活動対象者:
・コンピュータコース生徒: 約30名(2学年合計)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
マレー語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(ITレベル2以上(基本情報技術者等))
[性別]:(男性) 備考:男子生徒が中心のため
[学歴]:(専門学校卒) 備考:同僚の学歴を考慮
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:要請内容に対応するため
[参考情報]:
・高等学校教員免許(情報)があればなお良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居は校内の職員住宅(ルームシェア)となる。
・活動言語は英語であるが、配属先ではマレー語が使用されることもあるため、現地語学訓練においてマレー語を学習する。





