要請番号(JL00926A08)
| ・2026/3 ・2027/1 ・2027/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
女性・家族・社会開発省
2)配属機関名(日本語)
クダ州社会福祉局タマン・シナル・ハラパン・ジトラ児童養護施設
3)任地( クダ州ジトラ ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機鉄道 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
クダ州社会福祉局は、高齢者、児童、障害者、母子家庭、少年非行者の更生など、多岐にわたる福祉支援を担っている。障害者支援では、入所施設や就労移行訓練センターの運営に加え、州内約40か所の地域リハビリテーションセンター(CBR)の管理・監督を行っている。配属先の児童養護施設は2001年に設立され、15歳以下の児童を保護する施設である。特に、重度の障害がある子どもが多く、その中でも寝たきりの状態で生活する子どもが中心である。入所児童は、保護者からの相談による受け入れに加え、育児放棄などで保護が必要になったケースなど、全国各地から集まっている。現在二代目の理学療法士隊員が活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先には、重度の障害があり、移動や起き上がりが困難な子どもや虐待等により緊急保護された子どもたちが生活している。医師は常駐せず、作業療法士・理学療法士・看護師の4名と、資格のない介助員約30名が24時間体制で対応している。障害理解の不足や人員の限界から、多くの子どもは終日ベッド上で過ごすか、走り出しを防ぐためのスペースに留め置かれている。しかし、環境改善や適切な関わりによって可能性が広がる子どもは多い。そのため、機能回復のリハビリテーションに加えて、日常生活活動や環境設定の重要性を職場全体に浸透させ、より多くの子どもの自立につなげたいと考えている。隊員の専門的な知識と技術を導入し、支援体制の質を高めることを目指して、今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1. 同僚作業療法士と理学療法士と共に、アセスメントを行い、機能回復のリハビリテーションを実施する。
2. 同僚作業療法士や理学療法士と共に、環境設定の改善を提案する。
3. 同僚作業療法士や理学療法士と共に、作業療法の効果・進捗の評価を行う。
4. 介助員に対し、子どもの障害種別に合わせた支援方法を紹介・実践する。
勤務時間:日~水曜日8時~17時、木曜日8時~15時半
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
セラピーマット、調整式セラピー用椅子、感覚刺激玩具、手動式車いす、起立保持具、水中療法用のスイミングプール、スヌーズレンルームなど
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:作業療法士(20代女性/経験2年半)、理学療法士(30代女性/経験9年)、理学療法士(20代女性/経験3年)、看護師1名(30代女性/経験6年)
活動対象者:0-15歳以下の重度障害児約80名(脳性まひ、自閉スペクトラム症、ダウン症、全般的発達遅滞、精神疾患、重複障害等)
5)活動使用言語
マレー語
6)生活使用言語
マレー語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許/資格等]:(作業療法士が必須)
[性別]:(女性) 備考:同僚に女性が多いため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚に助言するため
[参考情報]:
・小児領域での臨床経験3年以上必須
・重度障害児への臨床経験があると尚よい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水源]:(安定)
【特記事項】
クダ州は金、土曜日が週末のため、日曜日は勤務日となる。
