2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL01223A10)
募集終了

国名
フィリピン
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3
配属先オフィス内と農業課長(右から二番目男性) 山間部にあるデモファームへの道のり デモファームと花き栽培も行っているビニールハウス デモファームと花き栽培も行っているビニールハウス デモファームと花き栽培も行っているビニールハウス

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国家経済開発庁ボランティア調整局

2)配属機関名(日本語)

セブ市役所 農業課

3)任地( セブ州セブ市 ) JICA事務所の所在地( マニラ首都圏マカティ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、中央ビサヤ地域で最も都市化がすすんでいるセブ州セブ市中心部にあるセブ市役所農業課。市は北部46村、南部34村から成る計80の村(バランガイ)で構成されており、市人口1,500万人を超える大都市である。セブ市内には大きな4つの農業組合があり、およそ11,000人が農民として登録されている。農業課は市内数か所にデモファームを有しており、農業組合や農家個人への貸出や農業研修などに活用している。主要作物は米、キャベツ、白菜、トウモロコシ、ニラ、玉ねぎ、トマト、レタス等。他にも花き栽培が有名である。卸先は主に市内飲食店やホテル、リゾートで、外国人観光客をターゲットにした高付加価値作物の需要も非常に高い。

【要請概要】

1)要請理由・背景

セブ国際空港があるラプラプ島やセブ市中央部の都市開発が突出して進んでいる一方、セブ市面積の85%を占める山間部では農業を主な生計手段としている市民が多くいる。観光客向けの飲食店やホテル、リゾートなどで高付加価値作物の需要は大いにあるが、山間部に住む農民らの高齢化、有機農業についての知識不足により、十分な供給量をセブ市内で収穫できていないのが課題である。同市役所に30年以上勤務している現農業課長は、これまで2度JICA研修生として選ばれ、秋田、広島、長野、沖縄などの日本国内農家を訪問し農業実習を受けている(1997年1ヵ月、2012年4か月滞在)。これらから、日本の農業技術、特に有機農業に活用できる堆肥技術(高倉式コンポスト、ぼかし等)について指導を受けることで農業課職員、農民らが有機農業についての知識を深め、生計向上につながることを期待しており、本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚職員と、以下の活動を行う。
1,農民組合に対する自然栽培に関する研修の企画・開催
2,新たなデモファームの設立
3,有機農業と有機農産物の消費に関する広報活動
4,有機農業に活用できる堆肥の生産

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務所での机、事務機材

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚: 農業課職員 約40名
内1名、カウンターパート(30代女性、勤続18年。JICA研修農業コースで3週間の日本滞在経験あり)

活動対象者:
農業課職員 約40名
セブ市内農業組合員 約11,000人

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)農学系 備考:専門知識が必要なため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく助言が必要

[参考情報]:

 ・有機野菜栽培に関する知識と経験が必須

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】