要請番号(JL01225A07)
募集終了


・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
児童保護・学習支援センター
3)任地( ベンゲット州バギオ市 ) JICA事務所の所在地( マニラ首都圏マカティ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
社会福祉開発省が管轄する、0才から6才までの子供を保護するための施設です(事情により、7才以上の子供も保護されることがある)。虐待、ネグレクト、暴力、人身売買等から保護された子供や、子供が障害を持っているため育児放棄されたり、経済的に育てることができないという理由で孤児となった子供が安心して集団生活を送れるよう、ホストペアレンツが24時間体制で駐在しています。子供の境遇にあわせた包括的なケアを提供し、最終的には元の家族や親族に戻す、もしくは、養子縁組(海外含む)で幸せな生活が送れるよう支援を行っています。2025年1月時点で、19名の子供が保護されています。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同センターでは、家庭を模した環境で子供を保護し、一般家庭に戻れるようなセラピーや、規則正しい生活、小学校入学前の基礎学習といった機会を提供しています。しかしながら、幼稚園年齢の子供は週に数日間だけしか通園できず、遊び(塗り絵や文字遊び、体を動かすなど)を通じた健全な発達支援も、ハウスペアレントの経験が十分ではないことから、適切に実施できているとは言い難い状況にあります。また、これまでの家庭環境により、読み書きが全くできない子供もおり学習の遅れも散見されることから、JICA海外協力隊の要請に至りました。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先同僚や現地ボランティアとともに、下記の業務に携わります。
1. 2~3才以上の子供を対象として、基礎学習(算数など)、アート、音楽の機会を提供するほか、イベント、集団生活を通じて、健やかな心身の発達を助長します。
2. 活動を通じて、子供の精神的なストレスの軽減、大人との信頼関係の構築、自己肯定感の向上を目指します。
3. ハウスペアレントに対し子供の身体的、社会的、感情的な発達を促すような環境づくりに関するセミナーを企画します。
4. 必要に応じ、0~2才の子供の世話を支援することも期待されます。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
文房具、音楽室(電子ピアノ等の楽器あり)、屋内遊具、スイミングプール
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
ハウスペアレンツ13名、看護師1名 (30代から40代が多い)、ソーシャルワーカー3名
活動対象者:
2~10才:9名、6か月~2才未満:10名
※知的障害を持つ子供が数名います
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(幼稚園教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動に必要
[参考情報]:
・保育士の資格があれば尚良し
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(10 ~ 25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)