要請番号(JL01225B03)
募集終了

・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済企画開発省ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
農業省コーディレラ地域事務所
3)任地( ベンゲット州バギオ市 ) JICA事務所の所在地( マニラ首都圏マカティ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はルソン島北部の内陸山岳地方であるコーディレラ地域の農業普及を管轄する地域事務所で、94ヘクタールの敷地を有し、地域の農業振興に向けた政策枠組みや支援サービスを提供しています(酪農、養鶏、養豚、コーヒー、キノコ、アグロツーリズム)。。バギオ市はコーディレラ地域の中心地であり、高地にあることから年間を通じて冷涼な気候であり、周辺には観光名所も多く、避暑地としても有名です。35名の職員の他、分野ごとに支援スタッフが勤務しており、過去には、日本のNGOと連携したプロジェクトや、2000年代には協力隊の受入実績もあります。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同配属先の支援により、コーディレラ地域の選定された農家受益者に対し、乳牛、豚、鶏、ウサギ、羊などの家畜の配布プロジェクトが実施されました。現在は各市町の農業事務所と協力して実施されています。今後、家畜と作物(柑橘類とコーヒー)の実践的なデモンストレーションファームを設置を目指しています。コーディレラ地域はルソン島内でも比較的冷涼な気候であり、他地域と比較し家畜飼育に適した環境が整っており、バギオ市は避暑地として有名であるため観光客向け特産品も期待されることから、農産品の生産には期待がかかっている地域です。農村部での家畜と農作物を組み合わせた農業振興を目指し、JICA海外協力隊の要請に至りました。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先スタッフと共に、下記の業務に携わります。
1. 配属先敷地内ある繁殖施設において、乳牛を主とした、豚、鶏の飼育・繁殖の支援。乳牛は、海外からホルスタイン種を輸入し繁殖を行っており、人工授精の支援が期待される。
2. コーディレラ地域の農村部を、地域の農業事務所スタッフと巡回し、農家に対して飼育のためにトレーニングを支援。
3. 家畜と農作物を組み合わせた農法に関するアイデアの共有や研修の実施。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
家畜飼育に必要な基本的な道具類一式、搾乳施設、人工受精のための機材
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:家畜部門スタッフ20名(職員ならびに支援スタッフ:25~45歳)
活動対象者:コーディレラ地域農民
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(家畜人工授精師)
(獣医師)
[性別]:(男性) 備考:出張で同僚との宿泊も想定される
[学歴]:(大卒)畜産学 備考:業務に必要な知識
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:活動に必要
[参考情報]:
・農村部での家畜振興の経験が1年以上必要
・乳牛の繁殖の経験が必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(10 ~25 ℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
家畜人工授精師もしくは獣医師の資格が必要