2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL01225B08)

国名
フィリピン
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

経済企画開発省ボランティア調整局

2)配属機関名(日本語)

オトン中央小学校 特別支援センター

3)任地( イロイロ州オトン町 ) JICA事務所の所在地( マニラ首都圏マカティ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

イロイロ国際空港から車で1時間ほどの距離に位置する海岸沿いの町、オトン。オトン町全体の人口は約98,000人で、地域住民の多くは漁業や農業で収入を得ている。同小学校は町役場や生鮮食品が売られるローカルマーケット、雑貨商店、教会などが集まるオトン町の中心部に位置している。全校生徒(幼稚園~小学6年生)約2,500名、教員98名。その内、特別支援センターに在籍する全生徒は101名(5歳~20代後半)、センター専任教員5名。移行クラスには15~25歳の生徒が在籍している。移行クラスでは簡単な調理実習、手工芸や生活能力向上のための授業を行っており、年間予算は約500万円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

フィリピンの障害児を取りまく環境においては、学業終了後の就職先の受け皿がなく、成人年齢に達していても学校に留まり続けている生徒が少なくない。オトン中央小学校も、保護者は学校を障害のある子どもの一時預け先として利用している感があり、社会参加を積極的に望む姿勢が低い。配属先は、特に移行クラスの生徒たちが少しでも社会で自立できるような授業を提供するため、さらなる工夫が必要だと考えている。初代隊員(2024年度一次隊/障害児・者教育)により、親子による鍋敷き作りワークショップなど、家族の参画を促す取り組みが始まっており、これらをさらに発展継続させるため後任要請に至った。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

同僚教員と共に、特別支援センター(特に移行支援クラス)において、以下の活動を行う。
1,個々の生徒の障害のレベル、特徴に合わせた指導方法の改善支援
2,授業内容、活動計画、教具、教材作成を支援する
3,生計手段の一助となるような商品開発、制作支援、販売サポート
4.創立記念日などの学校行事補助を行う
その他、イロイロ州内の他JICA海外協力隊との連携の可能性がある。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

プロジェクター、プリンター等事務機器

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
オトン中央小学校 教員98名
内、特別支援センター専任教員5名

活動対象者:特別支援センター 生徒101名(5歳~20代後半)。内、移行クラス生徒(15~25歳。 知的障害、自閉症、言語障害、聴覚障害、視覚障害等)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(特別支援学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づく助言が必要

[汎用経験]:

 ・障害者を対象とした活動経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】