要請番号(JL01821A02)
募集終了
3代目
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
コンケン第9特別支援教育センター
3)任地( コンケン県ムアンコンケン郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
教育省基礎教育局は国内77都県に特別支援教育センターを設置し、うち本件配属先を含む13か所を拠点センターとし、①就学前の障害児を対象とした早期療育、②センター内外の障害児に対するリハビリテーション、③入学後児童のフォローアップ、④自治体と共同実施による家庭訪問、⑤特別支援教育に関する各種セミナーの開催等の事業を行っている。1996年設立。職員数約64名、管轄地域の登録児童は約3,500名に上るが、当センターへ通所する児童は近隣から80~100名。入所者も10家族いる。2003~2005年JV(作業療法士)、2006~2008年JV(作業療法士)、2010~2012年JV(養護)2018~2020年(障害児・者支援)派遣実績あり。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同センターは東北部9県を管轄する地域統括施設で、通所児(0~15歳)の障害種は、自閉症、知的障害、肢体不自由、脳性麻痺、聴覚障害、ダウン症、重複障害。現在20名の特別支援学校教諭と2名の理学療法士(PT)、1名の作業療法士(OT)が通所及び在宅の障害児に対し、教育及びリハビリテーションを行っている。センターでは自閉症児や学習・行動障害児対応のニーズは高く、特に音楽療法にも力を入れていきたいと考えており、音楽療法室を作ったが、うまく活用されていない状況にある。そのため、日本の特別支援学級などで実施されている音楽を取り入れた活動や実技の指導方法を共有し、音楽療法室を活用した活動を展開できるようにするため、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.日本の特別支援学級などで行われている音楽の授業や日本の遊びをセンター通所児童に対して実施することを通じて、配属先同僚に紹介する。
2.日本における特別支援の在り方を共有し、センターにおけるより良いサービスとは何かをともに考え、通所児童のための活動を見直す。
3.センターが行う音楽活動や運動活動をともに計画し、実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教材各種、キーボード、ギター、木琴、ラジカセ、パソコン、プール
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
特別支援学校教諭 20名
理学療法士 2名
作業療法士 1名
活動対象者:センター通所児童
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:大卒の同僚と協働するため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく知見が求められるため
[参考情報]:
・音楽療法の知識があるとよい、
・又は楽器演奏ができる
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
第2コミュニケーション言語は英語になります。