要請番号（JL01822B07）
募集終了
| ・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1）受入省庁名（日本語）
高等教育科学研究イノベーション省
2）配属機関名（日本語）
ペッチャブーン・ラチャパット大学
3）任地（ ペッチャブーン県ムアン郡 ） JICA事務所の所在地（ バンコク都 ）
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機+車 で 約 3.0 時間 ）
4）配属機関の規模・事業内容
東北地方のペッチャブーン県にある同大学は、1936年に教育大学として設立され、2004年に総合大学となった。現在は、教育学部、人文社会科学部など5つの学部がある。職員数は約650名、学生数は約4,000名であり、そのほとんどが近隣県の出身である。日本語科目は、2002年からの開講されている。大学の年間予算は約1200万ドル。そのうちアカデミックサービスとして、近隣の学校などへの日本文化紹介などの活動に年間約3,000ドルの予算がついている。KOICAや中国人ボランティアの派遣実績あり。これまでにJICA海外協力隊の派遣実績はない。
【要請概要】
1）要請理由・背景
同配属先の日本語に関する活動は、人文社会科学部に、一般教養科目として基礎を学ぶ日本語コミュニケーションクラス、外国語学科の学生に対してビジネス日本語のクラスを開講している。ビジネス日本語のクラスでは、日本語の基礎に加えビジネス現場を想定したシミュレーション等でより実践に役立つ日本語を教えている。その他、日本語クラブや、地域の中高校に向けたアカデミックサービスとして、日本文化紹介の活動も行っている。担当教員とともに授業やクラブ活動を実施することで学生たちの日本語コミュニケーション能力の向上だけでなく、教員の日本語教授能力の向上につなげたいとしている。また、大学が主催する近隣中高校に対する日本文化紹介に参加することで、日本に関心のある生徒たちを増やすことが期待され、JICA海外協力隊の要請に至った。
2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）
1.同僚とともに日本語の授業を実施する。(初心者週9時間、中級者週3時間、合計12時間)
2.日本語クラブの活動をサポートする。
3.学生に対して日本文化紹介を企画立案し、実施する。
4.同僚とともに近隣の中高校に対して行うアカデミックサービス(日本文化紹介)の計画立案し、実施する。(2021年は5回実施)
3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、プリンター、プロジェクター、教材(Webサイト利用、NHKなど)
4）配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:職員数 約650名、日本語担当1名(女性、40歳代、日本語教授歴10年、日本語能力試験なし、日本留学経験あり)、国際関係担当職員1名(女性)
活動対象者:学生数 約4,000名
日本語授業選択者:約200名(コミュニケーションクラス:1・2年生約200名、ビジネスクラス:3年生約30名)
日本語クラブ参加者:約50名
5）活動使用言語
タイ語
6）生活使用言語
タイ語
7）選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]：（日本語教育に関する資格）
[性別]：（ ） 備考：
[学歴]：（大卒） 備考：大卒以上の同僚と協働するため
[経験]：（実務経験）2年以上 備考：授業等の計画立案をするため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]：（熱帯モンスーン気候） 気温：（16～38℃位）
[通信]：（インターネット可 電話可）
[電気]：（安定）
[水道]：（安定）
【特記事項】
日常生活、活動上タイ語の習得は必須。日本の伝統文化を紹介することができるとなおよい。2学期制(6月-10月、11月-3月)
配属先は英語のコミュニケーションも可能。他校の日本語教員や日本語教育関係者(日本人含む)との情報共有や連携も期待される。https://www.pcru.ac.th/