要請番号(JL01822B09)
募集終了
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
パヤオピッタヤコム中高校
3)任地( パヤオ県ムアンパヤオ郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
パヤオピッタヤコム中高校は1984年設立の中高一貫校で約600名の生徒が在籍する。日本語教育においては、高校1~3年が対象で各学年25名が必須科目として履修しており、授業数は週7コマである。その他、選択クラスとして中学1年~高校3年まで550人の学習者がいる(選択科目は週1コマのみ)。また、必須・選択授業のほか、クラブ活動としての日本語も週1コマ実施されている。その他の外国語科目には、英語、中国語、フランス語、スペイン語、ミャンマー語がある。JICA海外協力隊員の派遣は、理科教育の隊員が2008年度2次隊として派遣されている。また、過去に、日本人がネイティブスピーカーとして在籍していたことがある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
現在日本語を教えているのはタイ人の日本語教師3名である。日本語教授年数が浅い教師は日本語や日本文化についてより一層理解を深める必要があり、日本語の教授経験が10年以上である2名の教師は、より実践的な授業を展開するために日本語のネイティブスピーカーによる細やかな助言による指導力の向上が必要であるため、隊員派遣の要請に至った。 タイ人日本語教師とのチームティーチングを通じて、教師の日本語能力および日本語指導力の向上を図り、ともに生徒の日本語能力向上を目指すことが期待されている。また、選択クラスやクラブ活動へ参加する生徒へも、日本文化の紹介や楽しい授業づくりなどの工夫により興味関心を高め、モチベーションを上げることで、日本語能力の向上につなげたいとしている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. タイ人日本語教師とのチームティ―チングを通じて授業の実施支援を行う。
2. 授業や学校行事などにおいて、日本文化を紹介する。
3. 日本語コンテストにおいて指導・助言を行う。
4. 日本語キャンプへ同僚・学生とともに参加し、支援する。
5. タイ人日本語教師の日本語教育能力向上を支援する。
6. 他校に派遣されているJICA海外協力隊や日本語パートナーズと緩やかに連携し、相乗効果を図ることも期待される。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
学習教材(『あきこと友だち』、『こはるといっしょに』シリーズ ※国際交流基金によるタイ人日本語学習者向け教材、『みんなの日本語』)、PC、プリンター、プロジェクター、日本文化紹介用物品
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: タイ人日本語教師3名
男性(30代、日本語能力試験N3、教授経験10年以上、訪日経験:交換留学、国際交流基金の研修)
女性(30代、日本語能力試験N3、教授経験10年以上、訪日経験:国際交流基金の研修)、男性(指導経験2年)
活動対象者: 必須科目:約75名(高校1~3年それぞれ名25名) 、選択科目:約550名(全生徒対象)
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:大卒以上の同僚と協働するため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実際に授業を実施するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(20-37℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
1.同僚日本語教師はいずれも日本語が一定程度できる。
2.2学期制(5月~9月、11月~3月)
3.日常生活や活動上タイ語の習得が必須。