2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL01822B11)
募集終了

国名
タイ
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ピリヤライ中高校

3)任地( プレー県ムアンプレー郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク都 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、1902年に設立された公立の中高一貫校。生徒数約3,000名、教職員数約220名。同校での日本語教育は、2006年から開始された。北部地域の日本語教育センター校(=地域の拠点校)として、同県及び周辺1県(ナーン県)の中高校(周辺校)の8校を管轄、また、日本語以外の外国語として英語、フランス語、中国語の授業も実施している。教育省からの日本語センター校特別予算あり。JICA海外協力隊派遣実績は2013年度1次隊。日本の姉妹校との交流活動を毎年行っている。センター校の予算は2,3年前は20万バーツあったが、2022年度は1万5000バーツに削減されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先では、中学1年~高校3年まで週約100コマの日本語の授業の他、日本語のクラブ活動(週1回)、教育省主催の日本語コンテスト(年2~3回程度)、日本語能力試験(以下JLPT)対策、スピーチコンテスト、日本語キャンプ(年2回程度)などのイベントが行われている。生徒の日本語能力はJLPTのN3が最高レベルであり、生徒の日本語能力向上のためには、引き続きタイ人日本語教師とのチームティーチングを通じて同僚教師の日本語能力および日本語教育能力の向上を図ることが必要であるため要請に至った。また、この地域においては、日本人の日本語教師がいないため、日本語を楽しく学べる授業づくりによる生徒のモチベーションの向上、文法、発音、朗読、作文やJLPT対策など、日本語ネイティブとしてきめ細やかな指導が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1 タイ人教員とのチームティ―チングを通じて授業の実施支援を行う。(週17コマ程度)
2 授業や日本語クラブ、学校行事などにおいて、日本文化を紹介する。
3 日本語コンテストやJLPT対策において指導・助言を行う。
4 同僚日本語教師に対する日本語能力向上を支援する。
5 センター校が担当する地域の日本語教育の向上を目的とした活動の企画・実施を支援する。
6 他校に派遣されているJICA海外協力隊や日本語パートナーズと協働し、日本語関連のイベントを企画・実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教材(『あきこと友だち』、『みんなの日本語』、『こはる』シリーズ)、PC、プリンター、プロジェクター

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
タイ人日本語教師6名(女性3名、男性3名、30~50代、教授経験2・5・10・25年、N2:1名、N3: 3名、N4:2名、日本留学経験者1名、国際交流基金の研修参加者4名)
・主な活動対象者:
合計約1,000名(中学1年~高校3年)
うち日本語専攻 高校生74名

5)活動使用言語

タイ語

6)生活使用言語

タイ語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:大卒以上の同僚と協働するため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実際に授業を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(16~38℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

コンテストや日本語キャンプについても、センター校として地域の日本語教育を牽引する役割を担っているところ、積極的な取り組みが求められる。2学期制(5月~9月、11月~3月)、日常生活、活動上でタイ語の習得は必須。日本の伝統文化を教えることができるとなおよい。