2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL01822B12)
募集終了

国名
タイ
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
5代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/2 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ラーチャシーマーウイッタヤライ中高校

3)任地( ナコーンラーチャシーマー県ムアンナコーンラーチャシーマー郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク都 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、1899年に設立された公立の中高一貫男子進学校。生徒数約4,200名、教職員数約280名。同校での日本語教育は、2004年から開始された。東北地方南部地域の日本語教育センター校(=地域の拠点校)として、周辺2県(コーンケーン、マハーサーラカーム)の中高校(周辺校)を管轄、また、外国語を教える多国籍の教師が在籍する。教育省からの日本語センター校特別予算あり。これまでに、2010年度、2012年度、2016年度、2021年度に、計4名の日本語教育のJICA海外協力隊を派遣している。ほかの外国語科目としては、英語、中国語、韓国語、フランス語がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先では、中学1年及び高校1~3年までの必須科目として週60コマ、また、中学3年の選択科目として週2コマ、合計週62コマの日本語の授業が実施されている。その他、日本語のクラブ活動(週1回1時間)、教育省主催の日本語コンテスト(年1-2回)、日本語能力試験(以下JLPT)対策、スピーチコンテスト、日本語キャンプ(年2~3回)など様々な日本語に関連するイベントが行われている。これまでの隊員活動により、よりよい日本語教育が実施できるようになってきてはいるものの、生徒の日本語能力はJLPTのN4が最高レベルである。そのため、生徒の日本語能力向上のために、引き続き教師の指導力をあげるための取り組みが必要であることから、本要請に至った。日本語を楽しく学べる授業づくりや、日本語ネイティブとしてきめ細やかな指導が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1 タイ人教員とのチームティ―チングを通じて授業の実施支援を行う。(週20~23コマ程度)
2 授業や日本語クラブ、学校行事などにおいて、日本文化を紹介する。
3 日本語コンテストやJLPT対策において指導・助言を行う。
4 同僚日本語教師に対する日本語能力向上の支援を行う。
5 センター校が担当する地域の日本語教育の向上を目的とした活動の企画・実施を支援する。
6 同地域の他校に派遣されている日本人教員と協働し、日本語関連のイベントを企画・実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教材(『あきこと友だち』『こはるといっしょに』『みんなのにほんご』他)、PC、プリンター、プロジェクター、Wi-Fiあり

4)配属先同僚及び活動対象者

・配属先同僚: タイ人日本語教師3名(女性):50代/経験14年/旧3級/国際交流基金短期研修参加、30代/経験9年/N3、20代/経験5年/N2/国際交流基金短期研修参加
・主な活動対象者:必須科目:635名(中学1年520名、高校1年40名、高校2年38名、高校3年37名)
選択科目:合計81名(中学3年40名、高校1年41名)

5)活動使用言語

タイ語

6)生活使用言語

タイ語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(男性) 備考:配属先が男子校のため

[学歴]:(大卒) 備考:大卒以上の同僚と協働するため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実際に授業を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

場合によって、他校の日本語教員や日本語教育関係者(日本人含む)との情報共有や連携も期待される。
センター校として地域の日本語教育を牽引する役割を担うべく、コンテストやキャンプでも積極的な取り組みが求められる。
2学期制(5月~9月、11月~3月)、日常生活や活動上タイ語の習得が必須。