要請番号（JL01822B13）
募集終了
| ・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1）受入省庁名（日本語）
教育省
2）配属機関名（日本語）
ハンドンラッタラートウッパタム中高校
3）任地（ チェンマイ県ハンドン郡 ） JICA事務所の所在地（ バンコク ）
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機+車 で 約 2.5 時間 ）
4）配属機関の規模・事業内容
配属先は、チェンマイ県郊外のハンドン郡にある中高一貫校であり、生徒数は約1200名、教員数は約70名である。外国語の選択科目として中学生より採用されている言語は、日本語、英語、中国語であり、中でも2007年から開講している日本語教育には力を入れている。日本語は、選択授業として採用されているため、学習者数は各学年まちまちであるが、中学生は各学年10名程度、高校生は10～20名程度の学生が日本語を選択しており、授業はタイ人日本語教師2名が学年毎に分担している。JICA海外協力隊の派遣は、他職種も含めて初めてとなるが、過去に日本語ネイティブスピーカーである日本人がボランティア(Life Long Stayプログラム)として、週3回授業を支援していた実績がある。
【要請概要】
1）要請理由・背景
配属先は、単なる日本語の成績の向上だけではない、日本人と本当の会話ができる学生を育てることを目指しており、タイ人日本語教師とチームティーチングでともに授業を進めること、地域の日本語教育センター校を中心に実施される日本語キャンプ、日本語コンテストへ向けた支援・指導を通じて、教師の指導力向上を図り、生きた日本語の教育を実践する必要があるとして、JICA海外協力隊員の派遣要請に至った。日本語学習者数は決して多くないが、タイ人日本語教師の意欲が高く、技術移転という観点においても隊員派遣の意義は大きい。チェンマイ県では、他の配属先から食品衛生や公衆衛生などの隊員要請があがっており、隊員同士の連携により地域に広がりのある活動が期待される。
2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）
1. タイ人日本語教師とのチームティ―チングを通じて授業の実施支援を行う。(週約10コマ、※2022年8月時点)
2. 授業や学校行事などにおいて、日本文化を紹介する。
3. 日本語コンテストにおいて指導・助言を行う。
4. 日本語キャンプへ同僚・学生とともに参加し、支援する。
5. タイ人日本語教師の日本語教育能力向上を支援する。
6. 他校に派遣されている隊員や日本語パートナーズと緩やかに連携し、相乗効果を図ることも期待される。
3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
学習教材『あきこと友だち』、『こはるといっしょに』シリーズ (※国際交流基金によるタイ人日本語学習者向け教材)、PC、プリンター、プロジェクター、日本文化紹介用物品
4）配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: タイ人日本語教師2名
男性:日本語能力試験N1、教授経験4年、日本留学経験あり
女性:教授経験4年
活動対象者:
中学生約30名(選択科目。学年毎で履修人数は異なる)
高校生約50名(選択科目。学年毎で履修人数は異なる)
5）活動使用言語
タイ語
6）生活使用言語
タイ語
7）選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]：（日本語教育に関する資格）
[性別]：（ ） 備考：
[学歴]：（大卒） 備考：大卒以上の同僚と協働するため
[経験]：（実務経験）2年以上 備考：実際に授業を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]：（熱帯モンスーン気候） 気温：（20-37℃位）
[通信]：（インターネット可 電話可）
[電気]：（安定）
[水道]：（安定）
【特記事項】
1.同僚日本語教師はいずれも日本語が一定程度できる。
2.2学期制(5月～9月、11月～3月)
3.日常生活や活動上タイ語の習得が必須。