2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL01823A02)
募集終了

国名
タイ
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3
日本語教育の教室がある校舎外観 日本語教育の教室 生徒の学習の成果物 生徒の学習の成果物

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ムクダウィッタヤヌクーン中高校

3)任地( ムクダハーン県ムクダハーン郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク都 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 4.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、1993年に設立された公立の中高一貫校。生徒数約1,000名、教職員数約60名。同校での日本語教育は、2007年から開始された。東北部のラオス国境に近い地域の日本語教育センター校(=地域の拠点校)として、ナコーンパノム県、カラシン県、サコーンナコーン県にある中高校を管轄している。また、2023年2月現在、外国語を教える多国籍の教師は10名在籍しており、これまでに3名の日本語教育隊員が派遣されている。教育省からは、日本語センター校特別予算あり。
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【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先では、中学1・2年及び高校1~3年までの必須科目として合計週23コマの日本語の授業が実施されている。その他、日本語のクラブ活動(週1回)、教育省主催の日本語コンテスト(年3回)、日本語能力試験(以下JLPT)対策、スピーチコンテスト、日本語キャンプ(年1回)など様々な日本語に関連するイベントが行われている。生徒の日本語能力はN5が最高レベルであるところ、授業や行事等を工夫し生徒のモチベーションを上げることで、日本語能力の向上につなげたいとのことから本要請に至った。日本語を楽しく学べる授業づくり、文法、発音、会話、作文やJLPT対策など、日本語ネイティブとしてきめ細やかな指導が期待されている。タイ人教師との共働を通し、お互いに学び高め合いながら日本語教育の質の向上を目指す。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

タイ人教師と共に協力し合いながら、次の活動を実施する。
1 チームティーチング等の形態で、日本語の授業をタイ人教師と協働で実施する。(週23コマ)
2 授業や日本語クラブ、学校行事などにおいて、日本文化を紹介する。
3 日本語コンテストやJLPT対策において指導・助言を行う。
4 センター校が担当する地域の日本語教育の向上を目的とした活動の企画・実施を支援する。
5 可能な範囲で他校の日本語教育関係者と連携し、情報共有や、日本語関連のイベント等の企画・実施を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教材(『あきこと友だち』※国際交流基金によるタイ人日本語学習者向け教材、『みんなの日本語』)、プリンター、プロジェクター

4)配属先同僚及び活動対象者

・配属先同僚:
日本語教師1名(男性、経験4か月、N3、訪日研修経験なし)
・主な活動対象者:
必須科目生徒:合計約80名(中学1・2年生約50名、高校1~3年生約30名)

5)活動使用言語

タイ語

6)生活使用言語

タイ語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はタイ語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(男性) 備考:配属先の要望

[学歴]:(大卒) 備考:大卒以上の同僚と協働するため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実際に授業を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

センター校として地域の日本語教育を牽引する役割を担うため、積極的な取り組みが求められる。配属先はメコン川沿いに位置するため対岸(ラオス)にある学校との交流の可能性もある。配属先には一部英語が話せる同僚もいるが、CPはタイ語が主であり、活動・生活においてタイ語は必須。2学期制(5月~9月、11月~3月) 。