要請番号（JL01823A05）
募集終了
| ・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1）受入省庁名（日本語）
教育省
2）配属機関名（日本語）
パンピッタヤーコム中高校
3）任地（ チェンライ県ムアンパン郡 ） JICA事務所の所在地（ バンコク都 ）
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機+車 で 約 4.0 時間 ）
4）配属機関の規模・事業内容
配属先は、チェンライ県郊外のムアンパン郡にある公立の中高一貫校であり、生徒数は約1,800名、教員数は約200名である。外国語の選択科目として高校生より採用されている第2外国語は、日本語の他に中国語である。日本語学習者数は各学年まちまちである。日本語授業数は各学年週10時間である。
以前は、中学生に対しても選択科目として週2時間、また全生徒に対して週1時間の日本語教育を実施してきたが、コロナ禍以降、実施されていない。学校のホームページはこちら 学校のFacebookページはこちら
【要請概要】
1）要請理由・背景
配属先は、2名のタイ人日本語教師により日本語教育が実施されているが、うちひとりは保健体育教師を兼ねており、またコロナ禍以降は、オンライン授業の実施、感染対策など教員の負担も多く、すべてが対面授業に戻った現在も、中学生向けの選択科目をなくすなど縮小を余儀なくされており、全体として日本語の履修者も減少傾向にある。また、教員もこの状況から自身の日本語教育レベルの向上に課題を認識している。
2023年度以降、中学生向けの選択科目、全生徒向けの日本語教育を再開したい意向であり、日本語学習者数の増加も期待される。学習者の日本語能力の向上のみではなく、日本語教師の日本語教授力の向上のための本要請に至った。
2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）
1. タイ人日本語教師とのチームティ―チングを通じて授業の実施支援を行う。(日本語授業総時間は週30時間、※2022年度)
2. 授業や学校行事などにおいて、日本文化を紹介する。
3. 日本語コンテストにおいて指導・助言を行う。
4. 日本語キャンプへ同僚・生徒とともに参加し、支援する。
5. タイ人日本語教師の日本語教育能力向上を支援する。
6. 他校に派遣されている隊員や日本語教育関係者と緩やかに連携し、相乗効果を図ることも期待される。
3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
学習教材『あきこと友だち』シリーズ1～6 (※国際交流基金によるタイ人日本語学習者向け教材)、PC、プリンター、プロジェクター、日本文化紹介用物品
4）配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: タイ人日本語教師2名(女性:日本語能力試験N2、教授経験10年、日本留学2年間/女性:日本語能力試験N4、教授経験5年、日本留学経験なし、保健体育教師兼任)
活動対象者: 高校生34名(1年生18名/2年生6名/3年生10名)
5）活動使用言語
タイ語
6）生活使用言語
タイ語
7）選考指定言語
英語(レベル:D)又はタイ語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]：（日本語教育に関する資格）
[性別]：（ ） 備考：
[学歴]：（大卒） 備考：大卒以上の同僚と協働するため
[経験]：（実務経験）2年以上 備考：実際に授業を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]：（熱帯モンスーン気候） 気温：（15-37℃位）
[通信]：（インターネット可 電話可）
[電気]：（安定）
[水道]：（安定）
【特記事項】
1.同僚日本語教師はいずれも日本語が一定程度できる。
2.2学期制(5月～9月、11月～3月)
3.日常生活や活動上タイ語の習得が必須。