2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL01823B33)
募集終了

国名
タイ
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1
学校全体 学校敷地内の様子 授業の様子 授業の様子

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ナコーンパトム聾学校

3)任地( ナコーンパトム県ナコーンチャイシ郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク都 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道 で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、全国に21校ある聾学校の一つである。1995年に聴覚障害のある児童のための教育機関として設立された。タイ中央部及び西部出身の5歳から20歳までの184名(幼稚部8名・小学部71名・中学部35名・高等部55名) 職員数77名(うち聾唖者の教員8名含む)。最近は聴覚障害の生徒だけでなく、知的障害のある生徒を受け入れており、精神障害や自閉症などのクラスも実施している。年間予算約2,000万円。これまでに、バンコク、チョンブリー県、ノンタブリー県、ロッブリー県、カンチャナブリー県、チエンマイ県の聾学校にJICA海外協力隊が派遣されており、同校へはJICA海外協力隊2名(2016年度1次隊、2021年度1次隊/障害児・者支援)の派遣実績がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

タイ政府は、障害者の生活の質の向上に関する法律を定め、雇用主の障害者雇用の義務化し、職業訓練、教育、情報支援といったサービスの向上を図っているが、現状では十分な支援体制が整っているとは言い難い。同校でも、卒業後の自立を念頭に、生徒らが就業機会を得られるよう職業訓練に重点を置いている。そのため、児童・生徒らのコミュニケーション力や社会性を伸ばすための授業の実施や教員の指導力の向上を図っている。教員の人材育成や生徒らの能力向上に加え、前任者の活動を定着させ、タイの障害者教育の質の底上げすることが期待され、本要請が挙げられた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.同僚教員と協力して、隊員の専門性を活かし、以下の①~④の中から選択して活動を行う。聴覚障害児に対しての①「自立活動」②「幼児教育」③「小学校教育」④「中・高校生への教科指導」へのサポート
2.同僚教員や幼児・児童・生徒に対して、日本文化紹介、音楽、スポーツ、レクリエーション活動、学校行事の企画運営に協力する。
3.同僚教員に対して、授業改善の提案、モデル授業の実施、聴覚障害児の教材作成のアイデアを提供する。
4.可能であれば、日本の学校とつなぎ、交流会などを実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

プロジェクター、補聴器、コンピューター、鏡、Touch Screen System、オージオメータ、図書室、畑など

4)配属先同僚及び活動対象者

校長 女性 50歳代
教頭 女性 40歳代2名 30歳代1名 計3名
教員 女性 40歳代(カウンターパート)
他76名(うち聾唖者8名)
活動対象者:幼児・児童・生徒 184名 (内訳:聴覚クラス170名・知的クラス14名)2022年11月現在

5)活動使用言語

タイ語

6)生活使用言語

タイ語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はタイ語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(特別支援学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚のレベルに合わせるため

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:同僚教師に助言するため

[汎用経験]:

 ・障害者を対象とした活動経験

 ・特別支援学級での活動経験

[参考情報]:

 ・特別支援学校または聾学校での経験必須

 ・補聴器の管理法や使用法を伝えられるとよい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(20~38℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

聾学校での教員経験があれば、特別支援学校教諭免許は条件としない。児童や聾の同僚とのコミュニケーションはタイ語手話となる。
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