要請番号(JL01825B04)



2代目
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ナコーンラーチャシーマーパンヤーヌクーン学校
3)任地( ナコーンラーチャシーマー県ムアンナコーンラーチャシーマー郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク都 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス+車 で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、1992年に設立された主に知的障害のある子どもを対象とした特別支援学校であり、5歳から18歳までの子ども370人が在籍している。障がいの種類は知的障害が6割を超え、その他に聴覚障害、自閉症等が多い。普通学校に12歳まで通い、その後障害があると認定され転入してくる子どももいる。職員数は122名。教員が79名いる他、看護師や臨床心理士、生活を世話するヘルパーなどのスタッフがいる。幼稚園から高校まで各学年で子どもの知的レベルに合わせてクラス分けをし、それぞれに合わせたカリキュラムで授業を行っている。近年では中高生に向け職業訓練も実施している。過去に養護のJICA海外協力隊が1名派遣された。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先の校長はJICAの本邦研修に参加し、日本における子どもの能力に合わせた教育に関心が高い。隊員は、日本での経験を活かし、日本の知的障害を持つ子どもたちへの授業のあり方や指導方法を、実際の授業にも取り入れ、広く同僚らに紹介することが期待されている。また中高生向けに実施されている職業訓練においても、助言が求められている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先と協議の上、隊員の特性に応じて下記の活動から選択して実施する。
1.同僚らとともに協力し、授業を実施する。通常の教育科目の他に情操教育(体育、音楽、美術等)と職業練習科目(農業、料理、クラフト作り、カフェ運営等)がある。
2.日本の授業方法を同僚らに紹介し、同僚からタイの授業のあり方を学ぶことで、それらを融合し効果的な取り組みを同僚とともに考え、実践する。
3.学校での各種イベントや行事にスタッフとして参加、運営に協力する。
4.日本文化紹介をはじめとしたイベントを立案、計画し、実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室、運動場、机・いすなどの事務用品
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
学校職員 122名(うち教員79名、看護師、寮管理スタッフ等)
カウンターパート 外国語教師 男性(英語での会話が可能)
活動対象者:
児童 370名(5-18歳。13~16歳の男子生徒が多い)
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はタイ語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)教育学 備考:同僚のレベルに合わせるため
[経験]:(教員経験)5年以上 備考:同僚への助言が求められるため
[汎用経験]:
・特別支援学級での活動経験
[参考情報]:
・自閉症や知的障害児への指導経験必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・2学期制(5月-10月、11月-3月)
・タイの単身用住居はキッチンや洗濯機が無いのが一般的。