要請番号(JL01825B06)
募集終了
| ・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
天然資源・環境省
2)配属機関名(日本語)
第7地区環境・公害管理事務所 (サラブリー県)
3)任地( サラブリー県プラプッタバート郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道+バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
本配属機関は全国に16カ所設置されている天然資源・環境省直属機関の1つで、近隣5県(サラブリー県、ロッブリー県、ナコンナーヨック県、プラ―チーンブリー県、サケ―オ県)を管轄している。この5県において、大気・水質・廃棄物などの環境モニタリングを実施し、環境管理や環境影響評価の実施・報告書の作成を行っている。また、地域の環境改善プロジェクトへの参画や住民からの相談・苦情対応などを通じて、環境問題の改善に取り組んでいる。これまで本配属機関にJICA海外協力隊の派遣実績はないが、2022年から2024年までの間、他県の管理事務所に同職種のシニア海外協力隊が派遣された。
【要請概要】
1)要請理由・背景
本配属機関が位置するサラブリー県は国内最大のセメント生産地で、1日に約621トンの固形廃棄物を排出している。県内75か所の廃棄物処分場は、2か所を除き「オープンダンピング(適切ではない廃棄物処理)」と認定され、大気汚染・水質汚濁・廃棄物管理が課題となっている。同課題解決に向けてサラブリー県、タイセメント工業会、タイ産業連盟などが中心となり、2023年より脱炭素社会を目指したプロジェクト「サラブリー・サンドボックス」が実施され、本配属機関もその実施委員会の一員として参画している。こうした背景から、日本における廃棄物処理に関する知識や経験を持つJICA海外協力隊の協力を得て、地域の環境問題の改善により効果的に取り組みたいとして、本要請があがった。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
同僚と協力しながら以下の活動を行う。
1. 地方自治体レベルでの廃棄物処理に関するデータベース作成を支援する。
2. RDF(廃棄物由来燃料)やその他の代替燃料の利用促進に向けて、必要な制度やツール整備について助言する。
3. 管轄地域の地方自治体や住民に対して、環境問題に関する啓発活動を行う。
4. 可能な範囲で、セメント生産において廃棄物を副資材や燃料として有効活用するための情報を収集し、日本の取組み等を紹介する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務室、インターネット、Wi-Fi
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:所長(50代男性)、同僚4名(全員女性、20代~40代)
活動対象者:地域住民
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実務を担うため
[参考情報]:
・廃棄物管理に関する知識・経験必須
・廃棄物のリサイクルに関する知識・経験必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(17~39℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・タイの単身用住居はキッチンや洗濯機が無いのが一般的。





