2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL01825B11)

国名
タイ
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

トライアムウドムスクサーパッタナーカーン中高校

3)任地( ウボンラーチャターニー県ムアンウボンラーチャターニー郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク都 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、タイ東北部ウボンラーチャターニー県市街地にある公立の中高一貫校。設立は1980年代、数年前に現在の学校名となった。生徒数は約2,000名、教員数は約130名である。第2外国語には、日本語、中国語、ベトナム語があり、日本語と中国語は高校に専攻コースが設置されている。日本語は、中学3年生及び理系専攻の高校生が選択科目として履修し単語や簡単な挨拶等を学習している。日本語専攻の高校生は必修科目として履修し文法や会話練習を中心に学習している。JICA海外協力隊派遣実績は日本語教育の隊員1名(2026年2月まで活動予定)。国際交流基金の日本語パートナーズ派遣実績4名。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は隊員との協働によるより良い日本語の授業の実施に手ごたえを感じており、タイ人教師が実体験として理解していない日本文化やマナーの紹介などについても引き続き協力を希望している。初代の隊員はオンラインによる日・タイ異文化交流など新たな取り組みにも挑戦しており、配属先はこれらの生徒が楽しみながら主体的に取り組める活動にも意欲的であり、引き続き隊員との協働により、生徒の日本語能力向上、モチベーション向上を図ることを期待し後任を要請している。隊員はAIを取り入れた教育など日本では経験の少ない授業をタイ人教師から学ぶなど、日・タイ双方が学び合いながらより良い日本語教育を目指している案件である。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1. チームティーチングなど、タイ人教師と協働して日本語の授業を実施する。(1コマ50分、週約20コマ)
2. 学校行事やクラブなどにおいて日本文化を紹介し、オンライン交流等の日・タイの異文化交流を企画・実施する。
3. 日本語コンテストや日本語能力試験に向けて、指導・助言を行う。(週末や放課後の活動あり)
4. 日本語キャンプやその他の学校行事等へ同僚や生徒とともに参加し、実施に協力する。
5. 可能であれば、他校に派遣されている隊員や日本語教育関係者と緩やかに連携し、情報交換等の協力活動を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

学習教材『みんなの日本語』、『あきこと友だち』、『こはると友だち』 、プリンター、TVモニター、プロジェクター、インターネット、日本文化紹介用物品

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:日本語教師2名 (女性、日本語能力試験:N2/N3、教授経験:7年/8年)
活動対象者:選択科目:中学3年生約40名×5クラス(各1コマ/週)、理系専攻の高校生約40名×2クラス(各2コマ/週)
必修科目:日本語専攻の高校生約30名×3学年(各10コマ/週)

5)活動使用言語

タイ語

6)生活使用言語

タイ語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はタイ語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:大卒以上の同僚と協働するため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:教員の指導力向上に貢献するため

[参考情報]:

 ・中高生への指導経験尚良し

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(14-38℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

学校のfacebookはこちら 日本語教師とは日本語会話が可能、活動・生活上でタイ語習得必須。2学期制(5月~9月、11月~3月)。タイの単身用住居はキッチンや洗濯機が無い住居が一般的。首都に比べ対応可能な治療が限られる。