2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL01825B15)

国名
タイ
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
5代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ブンワッタナー中高校

3)任地( ナコーンラーチャシーマー県ムアンナコ-ンラーチャシーマー郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス+車 で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ナコーンラーチャシーマー県はタイで最も大きな県で、バンコクに次いで人口の多い地方都市。1973年設立の生徒数約4,000名、教師数約200名の公立中高一貫校で、外国語教育に積極的に取り組み、英語、日本語の他、韓国語、中国語科目が設置されている。日本語教育は2003年から開始され、中学生から高校生まで約1,500名が学習している。現在は地域の日本語教育を牽引するセンター校に指定されている。日本語教育の隊員派遣実績は4名。4代目の隊員は動画作成やSNSの活用、交流活動等を通じて生きた日本語を学ぶ機会を提供し、日本語能力試験受験者増加にも貢献した。また、周辺校の支援も実施した。

【要請概要】

1)要請理由・背景

過去の隊員は、タイ人日本語教師とのチームティーチングを通して指導法の改善に取り組んできた。学校側も隊員が行うチームティーチングの目的と重要性を理解しているが、生徒の日本語力向上はまだまだ課題が大きく、指導方法・教材の改善や日本文化への理解を深めるイベントの企画など、引き続き協力が望まれている。特に、SNSの活用など子どもたちが主体的に楽しみながら取り組める活動の工夫が求められている。日本人と接する機会が限られる生徒への直接指導により、生徒の日本語コミュニケーション能力の向上や日本文化の理解促進、更には、県内に進出している日系企業や工業団地における雇用に繋がることが期待されている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1. タイ人教師とのチームティーチングを基本とする授業の実施 (1コマ50分、週15~20コマ程度)
2. 授業や日本語クラブ、日本語文化祭における日本文化の紹介
3. 日本語コンテスト出場や日本語能力試験のための指導、助言
4. 教材作成など日本語教育の充実に向けた学習環境の整備
5. 可能であれば、他校に派遣されている隊員や日本語教育関係者と緩やかに連携し、情報共有等の協力活動を実施

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

『あきこと友だち』『みんなの日本語Ⅰ、Ⅱ』『いろどり』、絵カード、パソコン、プロジェクター、プリンター、WiFi等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
タイ人日本語教師3名(①40代男性、経験19年、N3、②30代女性、経験11年、N3、③30代女性、経験8年、N3)、教育実習生(時期により)
活動対象者:
日本語プログラムの生徒約120名、選択日本語(高校生)約680名、選択日本語(中学生)約600名

5)活動使用言語

タイ語

6)生活使用言語

タイ語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はタイ語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:大卒以上の同僚と協働するため

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~39℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

同僚日本語教師は日本語が一定程度できるが、日常生活、活動上でタイ語の習得は必須。2学期制(5月~9月、11月~3月)。タイの住居はキッチンや洗濯機がない住居が一般的。配属先のホームページはこちら