要請番号(JL01825B18)
募集終了
| ・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
内務省
2)配属機関名(日本語)
バーンクラーン町役場
3)任地( プレー県ソーン郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク都 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
バーンクラーン町は市街地から約50㎞離れた山間地に位置する人口約3,800人の町。若者が都市部に移り住み高齢者比率が約20%と高く、日本の地方と同様の問題を抱える。配属先は税金徴収や各種手当の支給など行政サービス全般を担い、公衆衛生、社会福祉、コミュニティ開発、インフラ等、業務は多岐に渡る。環境分野では、ゴミの収集、分別、処分を行う。2025年よりプラスチックの分別を開始し、リサイクル可能なプラスチックは民間企業が買い取っている。今後はプラスチックから油を作る機械を購入する予定。高齢者支援分野では、月に2回程レクリエーション等の健康増進活動を行う高齢者学校を実施している。隊員派遣実績なし。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ごみ問題に関しては配属先にてプラスチックの分別を開始したものの、環境啓発活動はポスターが掲げられている程度である。一般家庭の住民はゴミ問題への認識が低く、ごみの減量、分別、リサイクル等の意識があまりない。そのため、配属先は一つ一つの家庭を巡回指導する等の実行力のある啓発活動が必要であるとして、本要請に至っている。日本の事例や新しいアイデアの共有等を通じた、ごみ問題に関する住民の理解促進やモチベーションアップが期待されている。その他、日本のシニア世代の活躍に高い関心を寄せており、高齢者の活躍の場の創出やレクリエーションや栄養指導等の健康増進活動に関し、日本の知見を活かした協力も期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.住民に対するごみ問題への理解促進及びごみの減量・分別・リサイクルに関する啓発活動
2.ごみ問題の現状把握のための調査、改善策の提案
3.高齢者学校における健康増進活動の企画・実施
4.高齢者の活躍の場の創出に関するアイデアの共有及び提案
5.その他、コミュニティの抱える課題の解決に向けたアイデアの共有及び解決策の提案
※配属先の業務は多分野に渡ることから、上記以外の分野に関する活動にも支援が求められる可能性あり。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務室、机、椅子、印刷機、等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
役場長1名、職員約40名(内、環境担当4名、高齢者支援担当は10名、職員は複数分野を兼務)
活動対象者:
地域住民約3,700名
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はタイ語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:同僚とのバランス。短大卒も可
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・環境関連活動の経験や知識
・衛生啓発や健康管理の知識や経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(12~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
タイの単身用住居はキッチンや洗濯機がない住居が一般的。主な受診想定先である医療機関まで約50㎞、頻繁な通院は現実的ではなく対応可能な治療は首都に比べ限られる。配属先ウェブサイト
