2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02121A02)
募集終了

国名
カンボジア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育青年スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

キリソバンナボン小学校

3)任地( コンポンチュナン州コンポンチュナン ) JICA事務所の所在地( プノンペン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は首都からバスで3時間の小さな街、コンポンチュナン中心部から約4km、トゥクトゥクで約10分の距離にある小学校で、約600人の生徒が在籍する。校門を入ってすぐに整備された花壇や遊具が見られ、校舎・教室も所々装飾されている事から、丁寧な学校整備がなされている様子が見える。男性学校長はカンボジア国内では軽視される傾向にある情操教育も教科として重要視しており、2017-2019年には同州教育局配属で小学校巡回を行っていた女性隊員が同校で週1,2回程度の音楽指導を行ったため、配属先の協力隊活動への理解は明るい。学校所属の隊員としては今回の要請が新規派遣となる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は音楽、図工、体育等の情操教育を取り入れた教育活動を継続して行いたいものの、教員の指導力向上が課題となっている。カンボジア国内でこれらの情操教育が教科として各学校で注力され始めたのが2010年代以降であり、現職の教員は自身が授業を受けた経験が少ないだけでなく、教授法の研修も十分に受けていない事が多い。これらの背景から、上記巡回隊員へ音楽の指導支援の要請が出された。その協力隊活動が評価され、今後は一教員として日々の学校教育活動に従事しつつ、音楽・体育を中心に、余力に応じて図工の指導支援も行う事の出来る日本の小学校教員経験者を求める本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 単独もしくは同僚教員と共に、現場にある教具を活用して音楽・体育の授業を行う。余力に応じて、図工の授業の支援も行う。
2. 授業前後の時間を活用し、限られた教材・環境でできる授業の展開方法を同僚教員と共に考え、同僚教員の指導の引き出しを増やす。
3. 小学校教員の一人として、上記教科のみならず配属先の要請に応じて他教科や学校行事、校務分掌を含む多岐に渡る学校教育活動の支援を行い、日本での現場経験を活かした多様な学校運営の選択肢を提案する。
上記3点を活動の主軸として、活動詳細は派遣時の配属先の要請に沿って柔軟に計画する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ピアニカ、一般体育教具、図工で使用する紙類等
(現場の教具は頻繁に消耗・更新されるため、派遣時に再確認し、その時点で存在する教具から授業内容を考案する)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:校長1名(男性・50代)、副校長2名(男性・30代、女性・40代)、他教員25名

活動対象者:小学校に所属する全生徒約600名

5)活動使用言語

クメール語

6)生活使用言語

クメール語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく支援が求められるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】