2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02121A04)
募集終了

国名
カンボジア
職種コード 職種
G158 理科教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育青年スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

コンポンスプー州小学校教員養成校

3)任地( コンポンスプー州コンポンスプー ) JICA事務所の所在地( プノンペン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はカンボジア国内に16校ある小学校教員養成校の一つで、首都プノンペンからバスで3時間の小さな街、コンポンスプーの中心地から3kmの距離に位置する。2年制の学校で約70名の学生が在籍しており、卒業生の大半は小学校教諭として同州に勤める。敷地内には附属小学校があり、実習先としても活用される。養成校の校舎は現在改築中であり、コンピューター室や理科室が整備される予定。JICAの理科教育教員支援事業(2008-2011)の対象になっており、日本へ研修に行った教員も在籍する。同州への隊員派遣は2000年代以降無く、同校への派遣も新規となる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の理科教育の現場では実験器具を活用した授業は多く取り入れられず、大半が座学である。原因は実験器具の不足と、教員自身が実験を行った経験が少ないという点である。一方、近年様々な団体からの支援や教育省からの予算配分で徐々に実験器具が揃うようになってきており、教員の指導力向上が喫緊の課題として残っている。同養成校も同様の状況であり、学習者の興味関心を促す指導計画・授業展開・教授法の導入が求められている。そこで、理科教育の指導経験を積んだ隊員から日本の指導法を取り入れ、教育の質向上を図る事を目的として今回の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 単独もしくは同僚教員と共に、実験を取り入れた理科授業の指導計画を考え、実践する。
2. 単独もしくは同僚教員と共に、実験室の整備を行い、実験器具や薬品の適切な扱い方を定着させる。
3. 授業前後の時間を活用し、同僚教員の指導力向上に向けた支援・助言・提案を行う。
4. 養成校の一教員として、担当する学生の学力・指導力向上に向けた個別のサポートを行う。
以上4点を活動の主軸として、活動詳細は派遣時の配属先の要請に沿って柔軟に計画する。また、他州の教員養成校にて同様の要請内容で活動している理科教育隊員との情報共有による活動の発展も期待される。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

顕微鏡、温度計、磁石等、初等教育に必要な一定の実験器具
(現場の教具は頻繁に消耗・更新されるため、派遣時に再確認し、その時点で存在する教具から授業内容を考案する)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:理科教員2名(30代男性・修士卒、30代男性・学部卒)

活動対象者:所属する約70名の全学生

5)活動使用言語

クメール語

6)生活使用言語

クメール語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))
    (小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚の学歴水準に合わせるため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づいた支援が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】