2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02121A05)
募集終了

国名
カンボジア
職種コード 職種
G161 体育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
1代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育青年スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

ネットヨン中学・高等学校

3)任地( バッタンバン州バッタンバン ) JICA事務所の所在地( プノンペン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はバッタンバン州の中心部に位置する中高一貫6年制の公立学校であり、日本の中学生・高校生と同じ学年設定である。教職員約150名、全校生徒約2500名が在籍する大規模校であり、JICA草の根事業の一環で日本のNGO、ハート・オブ・ゴールドによる中学校体育教員支援事業が導入されており、同州の体育教育推進モデル校の一つとして指定されている。この事業と連携する形で2019年度2次隊の体育隊員が派遣されており、2021年11月末まで活動予定である。生徒規模の一方で体育授業の実施できる環境(校庭の広さ等)に制限があり、様々な工夫を行いつつ活動が継続されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では、上記NGOの支援の下2016年に中学校体育の指導要領及び教員用指導書が作成されたものの、授業の適切な実施に至っていない学校が多い。これには、教員間の体育授業を受けた経験や、指導知識が乏しいという歴史的背景が関係しており、この現状を改善すべく上記隊員が派遣された。活動は同僚教員のうち2名が体育教員養成校を卒業している事もあり、適切な授業実施という点で一定の成果が出ている。一方、授業展開の引き出しの多さ等の体育教育の質改善という点において、多くの課題が残る。また、上記2名以外の体育教員はそれより前の段階で躓いており、引き続き支援が必要となる。これらの背景から、2代目隊員の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 単独もしくは同僚教員と共に、現場にある教具を活用して体育の授業を行う。
2. 授業前後の時間を活用し、限られた環境を考慮しつつ同僚教員の指導力向上に向けた支援・助言を行う。
3. NGOが主催する体育教育研修会に同僚教員とともに参加し、体育教育の理解促進および普及に向けた活動をする。
4. 近隣校に派遣されている他協力隊員と緩やかに連携しながら、体育教育普及に向けた活動をする。
以上4点を活動の主軸として、活動詳細は派遣時の配属先の要望に沿って柔軟に計画する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

カンボジアの体育授業で使用する一般的な用具(球技用ボール、バレーボールネット等)
(現場の教具は頻繁に消耗・更新されるため、派遣時に再確認し、その時点で存在する教具から授業内容を考案する)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先の同僚:
校長・50代男性
体育教員5名(男性2名、女性3名)
活動対象者:
所属する全生徒

5)活動使用言語

クメール語

6)生活使用言語

クメール語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく支援が求められるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】