要請番号(JL02122A12)
募集終了
・2023/1 ・2023/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育青年スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
カンボジア・サッカー連盟 コッコン州ユースアカデミー
3)任地( コッコン州コッコン ) JICA事務所の所在地( プノンペン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 6.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、FIFAとその傘下のアジアサッカー連盟、日本サッカー協会(JFA)から資金や人的な援助を受けて運営されている。国代表チームとユース代表チームを有し、選手のトレーニング及び公認審判員の養成を行っている。ユース代表については、タケオ州に設立したアカデミーにて、全寮制のトレーニングカリキュラムにより将来の国代表チームを担う選手を育成している。2017年より国内全25州にユースアカデミーを設立し、JFAからテクニカルディレクターとして指導者の派遣を受け、毎年国内リーグ戦を行ないながら競技力向上、競技人口の拡大を図る取組みを進めている。
2019年1月より、地方ユースアカデミーへのJICA海外協力隊派遣を開始した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ユースアカデミーにおける選手の育成は、当国のサッカーレベル向上や人気を後押ししている一方で、各年代の選手を適切に指導することができる人材の確保が課題となっている。また、サッカーに関する技術指導のみならず、特にスポーツマンとしての礼節やチームとして協調性、時間や規則を守るといった規律に関する指導力が不足している。そのため、同連盟では選手の競技力向上に加えてコーチの指導力向上が必要と判断し、海外協力隊の要請に至っている。
コッコン州のアカデミーは専用のグラウンドを有するとともに、州政府が管理する公共グラウンドを使用して活動している。また州教育局スポーツ課にデスクを設置し、教育局が行なう学校巡回によるスポーツ指導を支援することも期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. U18及びU13の選手を対象に、同僚コーチと協力して指導計画を立て、選手の育成を行なう。
2. U15及びU15(女子)の選手を対象に、同僚コーチと協力して指導計画を立て、選手の育成を行なう。
3. 同僚コーチに対し、技術面のみならず精神面の指導力向上に向けたアドバイスを行ない、指導力の向上につなげる。
4. 州教育局スポーツ課と協力して、アカデミーの練習時間以外に学校を巡回したサッカー普及活動を計画する。
5. 上記1-4の活動について、定期的にプノンペンの連盟本部へ報告する。
アカデミーの練習は、通常平日(月-金曜日)16時-17時半に行なわれている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
アカデミー所有練習グラウンド及び州政府が管理する公共グラウンド、サッカーボール、コーン、ゴールポスト等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: U18・U13コーチ2名(ヘッドコーチ:40歳代、指導歴約20年、競技歴8年/アシスタントコーチ:40歳代、指導歴4年、競技歴6年)
U15・U15(女子)コーチ1名(40歳代、指導歴約20年、競技歴7年) *現在欠員1名
活動対象者: U18、U15、U13(各カテゴリ25-30名)
U15(女子)選手(現在リクルート中)
5)活動使用言語
クメール語
6)生活使用言語
クメール語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(JFA・C級コーチライセンス)
[性別]:(男性) 備考:活動が男性主体のため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(競技経験)10年以上 備考:実技指導を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・新型コロナウイルス感染情報は、在カンボジア日本大使館HP(https://www.kh.emb-japan.go.jp)を参照。