要請番号(JL02122A18)
募集終了

・2023/1 ・2023/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
労働職業訓練省
2)配属機関名(日本語)
JVCテクニカル・カレッジ
3)任地( プノンペン都 ) JICA事務所の所在地( プノンペン都 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1993年にNGOである日本国際ボランティアセンター(JVC)が開校し、2000年から自立運営となった。そして2009年からは、労働職業訓練省直轄となった。日本の自動車整備士3級程度の内容の職業訓練を実施している。訓練コース期間は2年間で、理論と実技を教えている。配属先には併設の整備工場があり、外部からの一般車両整備も受付けて実習の場として機能している。学生数は1学年約100名で、学校の運営予算は学生からの学費250ドル/年となっているが、学生の家庭状況に応じて減額や免除があるため、実質的な年間予算は約1万米ドルほどで、実習機材の維持・更新に苦労している。(なお、教員給与は国から支給)
【要請概要】
1)要請理由・背景
同校では、十数年前の日本の自動車整備参考資料をクメール語に翻訳した自動車整備教科書を使用し、自動車整備の基礎を中心に教育してきた。しかし、最近のハイブリッド車両のような新しいメカニズムの教育指導が進んでいなかったため、2015年6月からJICA海外協力隊が派遣され、日本からマニュアル等の資料を取り寄せて、独自の教科書を作成するために英文翻訳・編集を行った。また、実車実習用の中古車を導入し、教員・学生への指導を行った。その成果として、ハイブリッド車両整備について基礎レベルの知識と技術が定着しつつあるが、更なる定着と向上を目指すため、最新の技術に明るい隊員の派遣要請となった。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.ハイブリッド車両整備技術教育の実施(配属先教員と協力して、学生への技術教育座学、実習を行う)
2.併設された整備工場での接客マナー、整備工場及び教育現場での規律等の向上につながる提案、アドバイスを行う
3.英文翻訳されたハイブリッド車両教材のクメール語への翻訳を、同僚教職員と協力しながら行う
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
電子制御燃料噴射装置(EFI)、ハイブリッドカ-プリウス(NHW20)、オシロスコープ(SK-2500)、ドライバー・スパナなどの各種工具等
4)配属先同僚及び活動対象者
校長(男性50代)
教員30名(男性20代半ばから50代半ば、ただし20代半ばから30代半ばの方が中心)
5)活動使用言語
クメール語
6)生活使用言語
クメール語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士以上)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:学生に教えるため
[参考情報]:
・ハイブリッド車種の整備経験3年以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・新型コロナウィルス感染状況は、在カンボジア日本国大使館HP(https://www.kh.emb-japan.go.jp)を参照願います。