2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02122A25)
募集終了

国名
カンボジア
職種コード 職種
G183 幼児教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/1 ・2023/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育青年スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

バッタンバンクロン幼稚園

3)任地( バッタンバン州バッタンバン ) JICA事務所の所在地( プノンペン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はカンボジア北西部にある第2の都市、バッタンバンの中心部に位置する公立幼稚園である。同州で最も園児数が多く、3歳から5歳までの約500名計10クラスがあり、午前5クラスと午後5クラスに分けて園児を受け入れている。日系NGOシャンティ国際ボランティア会が実施した「幼児教育・保育の質の改善事業」(JICA草の根技術協力2015-2018年度)の対象42校の一つで、配属先教員は「遊びや環境を通じた学び」についての研修会等に参加し、子どもたちが楽しみながら学べる幼稚園づくりを目指している。配属先には、2003年から2005年まで幼児教育の隊員が派遣された。

【要請概要】

1)要請理由・背景

これまで当国の幼児教育の現場では、「学び」を中心とした保育法が中心であったが、2018年の新カリキュラム導入により日本式幼児教育に近い「遊び」を中心とした保育が導入される事となった。一方、現場の教員は手遊び、歌、踊りなど、遊びを中心とした発達段階に応じた指導の経験が少なく、保育法に関する知識も乏しい。そこで、国内では上記NGOはじめ様々な団体が新カリキュラムに沿った教員の保育支援を行っているが、新たな保育法を根付かせるためには長期で現場における支援が必要である。これらの背景から、2年間に渡って現場で教員の保育支援を行う事のできるJICA海外協力隊員を求める本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 単独または同僚教員と共に、遊びを中心とした保育活動を行う。
2. 日本の現場経験をもとに、同僚教員に対し遊びを中心とした多様な保育法や、教材の紹介をする。
3. 同僚教員と共に園内の装飾や保育環境整備を行い、幼稚園全体の保育の質向上に貢献する。
上記3点を活動の主軸として、活動詳細は派遣時の配属先の要請に沿って柔軟に計画する。本要請では、教員支援だけでなく、幼稚園運営を含む「幼児教育の質の向上」への寄与が期待されている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

電子ピアノ1台、その他一般的な幼児教育用の教具・教材
(現場の教具は頻繁に消耗・更新されるため、派遣時に再確認し、その時点で存在する教具から授業内容を考案する)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:女性教員12名(含:校長・副校長)
20代3名、30代2名、40代3名、50代4名
ほぼすべての教員は高校卒業で、幼稚園教員養成校の研修を受講。

活動対象者: 3歳 2クラス約100名、4歳 4クラス約200名、5歳 4クラス計200名

5)活動使用言語

クメール語

6)生活使用言語

クメール語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(幼稚園教諭)
    (保育士)

[性別]:(女性) 備考:女性主体の現場のため

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づいた指導が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・新型コロナウイルス感染情報は、在カンボジア日本大使館HP(https://www.kh.emb-japan.go.jp)を参照。