2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02122A26)
募集終了

国名
カンボジア
職種コード 職種
G161 体育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/1 ・2023/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育青年スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

国立体育教員養成校(NIPES)

3)任地( プノンペン都 ) JICA事務所の所在地( プノンペン都 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1988年に国立体育教員養成校として発足したカンボジアで唯一の体育教員養成教育機関である。高校卒業資格を有する者が入学し、卒業後に全国の中学校、高等学校の体育教員となることができる。長く2年制であったが、Hearts of Gold(NGO)の支援を得て4年制教育課程を2019年より発足させ併設している。過去には2014~2020年3月まで大学連携で複数の一般短期・長期派遣隊員が、また海外協力隊員も派遣されていた。学生はバスケットボールや陸上、水泳など多様な種目の理論と実技を学んでいる。年間予算は、約35~40万米ドル(2021)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

4年制課程を併設したことで、NIPESは大きな課題を抱えることになった。教員の大半はNIPESが提供している2年制コースの修了証しか持っておらず、教員養成大学の教員としての基準を満たしていない。改善への一助として、JICA海外協力隊員から学び、隊員と共に経験を積むことでカンボジア人教員の体育教育に対する知識、実践、研究と教育に対する倫理を発展させたいという強い要望が出され、本要請に至った。特に支援が必要とされる科目は、トレーニングの理論と原則、スポーツ科学入門(スポーツと運動の生物力学)、陸上競技、体操、身体の健康(体力テスト等)、球技、水泳、空手などである。が、これら全てではなく、得意分野・スポーツを選択して支援することを期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.同僚の実施する授業に参加し、それを観察しながら、担当予定の科目の実践・教授法が抱える問題と改善策について整理する
2.同僚とともに授業を準備し、授業をともに行うことを通して、同僚の能力向上・授業の改良を図る
3.必要に応じて、構内で催されるイベントや体育の授業に参加する
4.教育省等が主催する全国的な催しへ参加する学生指導をサポートする

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室施設(2室にはプロジェクター設置、ホワイトボード)、プール、体育館、サッカー場、バレーボールコート、卓球、バスケットボールコート、各種ボール、スピーカー

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
学校長:女性、30代/ 次席:男性3名、30~40代
教員・スタッフ総数:約70名
学生数:2年制コース 126名、4年制課程 2年生 25名、3年生 20名/ 2022年度入学見込み数:2年制コース 125名、4年制課程 25名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

クメール語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)教育学 備考:大学で教えるため

[経験]:(教員経験)5年以上 備考:教員養成大学で教えるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・新型コロナウイルス感染情報は、在カンボジア日本大使館HP(https://www.kh.emb-japan.go.jp)を参照。